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甘いものを食べすぎている自己嫌悪 〜カラダの機嫌をとってみる(禁糖断食編)vol.1〜

甘いものを食べすぎている自己嫌悪 〜カラダの機嫌をとってみる(禁糖断食編)vol.1〜

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甘いものを食べすぎている自己嫌悪 〜カラダの機嫌をとってみる(禁糖断食編)vol.1〜

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これから3回にわたって禁糖とそれをきっかけに関心をもって始めた断食について述べていきます。

まずは断食についてです。この二文字のインパクトの強さから「いっさいの飲食を断つ」といった厳格さを思い浮かべ、「自分には関係のないことだ」と思う人も多かったと思います。

けれども最近はそこまでのハードさを要求しない“ファスティング”に取り組む海外セレブの影響からでしょうか。日本でもメディアで取り上げられるようになっており、取り組む人も増えているようです。食べないことも健康法のひとつとして捉えられ始めているのではないでしょうか。

一方、禁糖はどうでしょう。あまり馴染みのない言葉だと思います。内容はというと、読んで字の如くで糖を摂らないことです。そう聞いたところで、「糖」が何を指すのかあいまいに感じる人もいるでしょう。

実際、コンビニやスーパーに行けば「糖類ゼロ」「糖質オフ」「糖分控えめ」といった表示のついた飲食物がたくさんあります。「糖」にまつわる理解はまちまちで、かくいう私もそうです。

「禁糖に取り組んだ」と人に話すと、そこに興味を持った人から「禁糖ということは穀類もダメなの?」といった質問を受けたこともあります。尋ねられて初めて「そうか穀類には糖質が多く含まれているものな」と気づいたくらい、ぼんやりしていました。

定義を厳密にしてから取り掛かる。それが正しいやり方かもしれません。正確さに関心のある人はさまざまな情報を集めて取り組めばよいと思います。ただ、私の場合あまりそこを重視しませんでした。それには理由がふたつあります。

ひとつは「甘いものを摂り過ぎている」という日々の実感があったこと。とにかく甘い菓子が大好物で板チョコとクッキーとアイスをペロリと食べてしまうなど、日常茶飯事でした。

もうひとつは武術研究家の甲野善紀先生から「禁糖」という語を知ったことも影響しています。甲野先生は江戸期以前の日本人の体の動かし方について研究されている方です。NHKや民放のバラエティ番組に出演されたこともあるので、見られた人もいると思います。「不思議な体の使い方をする人」という印象を持っていることでしょう。私は門弟のひとりとして、かつて甲野先生の道場に通っていました。

身体操法についてだけでなく、食養についても造詣が深い方です。いまは菓子や果物の類はいっさい食べていらっしゃらないのですが、以前は稽古後に差し入れのモナカに舌鼓を打っておられるなど、甘いものをたいへん好かれていました。その甲野先生が「禁糖を始める」と聞いて、意外の感に打たれたと同時に「おもしろそうだから、ちょっとやってみようかな」と興味をもったのです。

繰り返しますが、ダイエットや健康を考えて取り組む必要のある人ならば、糖の指すところを明らかにしてから試みたほうがいいでしょうし、場合によっては栄養士だとか、かかりつけの医師に相談したほうがいいでしょう。ただ私の動機付けは先述したように「日々の実感」にありました。ここでいう実感とは、好きなだけ甘いものを食べて「あー美味しかった」と腹を撫でて食欲にピリオドが打たれるような満足感のことではありません。

むしろ、甘いものが好きで毎日のように食べているけれど、決して満ち足りるわけではなく、それどころか食べている最中からうっすらと自己嫌悪を感じてしまうのです。食べたところで、満腹とそれにともなう満足感ではなく、不満と膨満感しか手に入りません。これはとても奇妙な体験です。なぜそういう心模様になってしまうのか我ながら不思議でした。ぜひともこれを解明したいと思ったのです。

特に深い考えもなしに甘いものをせっせと口に運んでしまうわけです。そうした日常を厳密な定義で細かく分解するのではなく、当たり前に過ごしている日々の枠組みがどういうものかを考えたとき、私にとっての禁糖はこういう内容になりました。

菓子は食べない。砂糖の入った調味料を摂らない。果物も食べない。白米は食べてもいいけれど、禁糖中は白米の甘さを避けて玄米にする。とにかく「甘い味のするものは止める」という、ゆるい括りで臨みました。

文:尹雄大

“関連特集:
Rhythm内の「ダイエットメニュー」に関する、記事はこちらから”

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