どんなに日焼け止めクリームと日傘で日焼け対策を行っていたとしても、ひと夏を終えると肌がワントーン暗くなっていませんか?夏の紫外線は、顔やボディに容赦なく降り注ぎ、肌の老化を進行させてしまいます。
そこで今こそぜひ取り入れたいのが、美白パック。とはいえ、市販されている美白化粧品は総じて高価なものが多く、出費が増える夏休みを終えた今は、お財布にできるだけやさしい方法で肌を白くしたいというのが女性の本音でしょう。
そんなときにおすすめなのが、ヨーグルトを使ったパックです。
ヨーグルトのパックを開けると大抵、白く濁った液体も一緒に見えるものですが、これがホエイといわれる成分。ホエイにはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、さまざまな化粧品に使われています。
しかもヨーグルトに含まれるフルーツ酸が、お肌をやさしくピーリングする効果があり、それによって古い角質や肌のくすみを取り除くことができます。
またヨーグルトパックは美白だけでなく、ニキビケアにもよいといわれています。ニキビは皮脂の分泌が多かったり、毛穴が詰まってそこにニキビ菌が炎症を起こしたりするのが原因。でもヨーグルトに含まれる善玉菌がニキビ菌と闘ってくれるので、ニキビの炎症がやがて落ち着いてくるといわれています。
さらに、夏の間に黒ずんでしまった小鼻の毛穴も、角栓をオフしてつるんとした毛穴になっていくと期待できます。
ヨーグルトパックに使うヨーグルトは、砂糖やフルーツ等が入っていないプレーンタイプを用意しましょう。小麦粉を適量加えてちょうどよい固さになるように調整し、あとは目と口のまわりを避けて顔全体に塗るだけ。
5~10分ほど待ったあと、ぬるま湯でやさしく洗い流せば終了です。お好みでハチミツやオリーブオイルを加えてもよいでしょう。
週に1~2回程度を目安に続けていくと、不思議とお肌の色が少しずつ明るくなっていくのを感じられるはずですよ。市販のヨーグルトを使ってできるパック、ぜひ試してみてくださいね(※肌に違和感があった場合は使用を中止してください。また、アレルギー体質の方はご注意ください)。
文:佐藤まきこ