ヨーグルトを美容や便秘解消のために食べる方は多いでしょう。ヨーグルトは腸を整えるだけでなく、実はダイエット効果も期待できると耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。ヨーグルトはダイエットに良い影響をもたらすのでしょうか。
今回はヨーグルトのダイエット効果と、効果的な食べ方を3つ紹介します。夏までに水着の似合う体型になりたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
日本の大手乳業メーカーが行なった研究によると、ヨーグルトに含まれるガセリ菌SP株が食事による脂質の吸収を抑制し、内臓脂肪の蓄積と脂肪組織の炎症も抑えることが明らかになりました。
脂肪組織の炎症は、メタボリックシンドロームの原因となることが分かっています。ガセリ菌SP株は脂肪分の多い食事をしたときに腸管バリア機能を保護する役割を果たし、内臓脂肪組織における炎症や脂肪蓄積を防ぐ点で効果を発揮してくれるのです。
効率よくダイエットにつなげるために、食べ方のポイントを抑えておきましょう。
ヨーグルトには良質なタンパク質やカルシウムが多く、ミネラルなども豊富に含まれています。カルシウムが不足すると太りやすくなると言われているため、朝食にヨーグルトを食べてカルシウム不足を予防しましょう。食べ方は、朝起きてすぐコップ一杯の水を飲んでから、ヨーグルトを200g食べてください。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は糖と一緒に食べることで吸収力がよりアップするので、オリゴ糖やフルーツを一緒に食べることがおすすめです。昼食までにお腹が空いてしまうという方は、シリアルやナッツを一緒に食べるようにしましょう。
22時~2時は腸が活性化するゴールデンタイムと言われています。この時間帯にヨーグルトを食べると、ダイエットに効果的な乳酸菌やカルシウムなどの栄養素を吸収しやすくなるのです。
ヨーグルトの量は200gまでとし、何も混ぜないで食べます。寝る前にヨーグルトを食べる時は、その分夕食を控えるようにしましょう。
ヨーグルトを温めることで、乳酸菌やカルシウムの吸収力がアップしてダイエット効果を高めることになります。ヨーグルトをレンジで30秒ほど温めてホットヨーグルトを作り、3食のうち1食をホットヨーグルトに置き換えるか、食前または食後に食べましょう。
温める時間はレンジによっても違ってきますので、まず30秒程度から試すことがおすすめです。乳酸菌を死滅させないために、加熱しすぎないようにしてください。
ヨーグルトのダイエット効果と効果的な食べ方を紹介しました。ヨーグルトは、空腹を満たすのに最適な食品です。腸内環境を整え、ダイエットがうまくいく体質に変えていきましょう。ダイエット方法はいずれも簡単で、今日からすぐに始められるものばかりです。ぜひお試しください。
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