イシュタヨガは、ニューヨークで誕生したヨガです。1人ひとりの個性を大切にするヨガで自分のペースで行うことができるため、体を動かすことに慣れていない初心者でもチャレンジしやすいでしょう。
今回はイシュタヨガの特徴や効果、そして主なポーズを3つ紹介します。新しいエクササイズに挑戦したい人、運動不足を解消したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
イシュタヨガでは、呼吸を意識して筋肉の柔軟性を高めながら、ダイナミックなポージングをします。他のヨガに比べると運動量が多いです。体を動かした後には必ず瞑想を行い心身のバランスを整えるので、体と心に良い影響を与えることができる点が魅力。
しっかり体を動かすことと静かに心を落ち着かせることをバランス良くミックスさせるのが、最大の特徴です。個人の体格や体調に合わせてポーズを選ぶことが可能なので、自分のペースでヨガを楽しめるでしょう。
イシュタヨガを行うことで得られる主な効果を3つ紹介します。ヨガを通して実現したい目的と合うかどうかチェックしてみてください。
イシュタヨガでは自分に合ったポーズを選択できるので、無理をして間違った体の使い方をしてしまうリスクが少なく、正しいフォームでポーズをとることが可能。ポーズを丁寧に行うことで運動量が増え、筋力をアップさせられるのでダイエットに繋げることができます。
呼吸を意識してストレッチしながらポーズをとるので、徐々に身体の柔軟性を高めることが可能です。身体が柔らかくなると、今まで動かしにくかった筋肉をしっかり動かせるようになります。その結果、血行が良くなって肩こりといった症状を改善する効果も。
呼吸からポーズという流れを意識し最後には深い瞑想を行うので、心身ともに癒されます。瞑想でゆっくりと深い呼吸を行うと、体により多くの酸素を取り込むことができ、脳が活性化して精神も筋肉もリラックスさせることが可能です。
イシュタヨガにはたくさんのポーズがありますが、今回はよく用いられるポーズを3つ紹介します。ぜひ実践して、イシュタヨガの効果を実感してみてください。
まず、膝立ちの姿勢から左足を前方に踏み出し、両手を右膝の上に乗せます。前に出した左足の膝は直角を保ったまま、腰をまっすぐ下に落としていきましょう。次に、両手を上げながら上体を後ろに反らし、目線は斜め上に向け30秒キープしてください。反対の足も同様に行います。
息をゆっくり吸いながら、両足を大きく広げて立ってください。右足のつま先を90度右に向け、かかとを左足の土踏まずと一直線になる位置に置きます。このとき、腰が右足の方に開いてしまわないように気をつけてください。
次に、両腕を広げて地面と平行になるようにしましょう。息をゆっくり吐きながら目線はまっすぐ前方に向け、右足を曲げます。膝が直角になる位置まで曲げたら30秒キープしてください。反対側も同様に行います。
腕と足を大きく開いて立ちます。上体をゆっくり前に倒して、片手だけを床につけます。床に手がつかない場合は、足首を掴んでも構いません。もう片方の手は天井に向けて伸ばし、目線は上げた手の先に向け30秒キープしてください。反対の手も同様に行いましょう。
今回は、イシュタヨガの特徴や効果、代表的なポーズを3つ紹介しました。1人ひとりの個性を大切にするスタイルがイシュタヨガの特徴なので、周りの人と比べるのではなく自分ができる範囲で行うことがコツです。運動しながらリラックス効果も得たい人はぜひ始めてみてください。
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