夏の暑さが鎮まり、朝晩はひんやりした空気が漂うようになりました。
秋は涼しくて過ごしやすい反面、夏に溜まった疲れがドッと出やすい季節でもあります。夏に、室内と外の気温の差で自律神経が乱れたことによって、秋バテの状態になってしまうことも。
そんなときにも、ヨガは力を貸してくれます。自律神経を整えるといわれているヨガポーズで、秋バテを優しく癒しましょう。
自律神経を整えるためには、まず、背骨のゆがみを整えることが効果的だといわれています。
胸を開き、背骨をスーッと反らせるネコのポーズで、心地よく背骨の緊張をほぐしてあげましょう。
1. 四つんばいの姿勢になります。肩の真下に手首、骨盤の真下にひざがくるように調整しましょう。
2. 手を前へ2歩ほど歩かせます。胸と額をマットへ下ろし、背中を反らせます。
3. 腕も前へグーッと伸ばし、手のひら全体でマットをとらえます。余裕があれば、額ではなくあごをマットにつけても◎(写真参照)。
4. そのまま5呼吸ほどキープします。伸ばした背骨全体に新鮮な酸素を送るイメージで、深い呼吸を繰り返しましょう。
背骨の調整だけでなく、脇腹やお尻の奥の筋肉が気持ちよく伸びるポーズです。
寝る前の夜ストレッチにもピッタリ。ゆったりした気持ちでポーズを行ってください。
1. マットの上に仰向けになります。足をそろえ、腕も体側に下ろします。
2. 右ひざを立て、左ひざの上に右の足裏を添えましょう。左手は右足のひざの外側に添えます。
3. 右腕は肩の高さで真横に伸ばし、手のひらは下に向けます。
4. 息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら右ひざを左へと倒します。添えた左手で動きをアシストしましょう。目線は天井か伸ばした右手の指先に。
5. 心地よく背骨やお尻の外側を伸ばします。自然呼吸で30秒~1分キープ。
6. 倒した右ひざを起こし、1の姿勢に戻ります。
7. 反対側も同様に行いましょう。
ゆったりとした呼吸で行うヨガは、副交感神経を優位にし、疲れを解消する効果が期待できます。自律神経を整えて、秋バテを優しく癒しましょうね。
文:erica
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