「クリスマスに一人だなんて…」と、惨めになる必要はありません。20〜30代の半数以上は恋人がいないというデータもあるぐらいですから、クリスマスを一人で過ごす人は少なくないようです。ここでは、筆者の体験も踏まえて、シングルでも楽しく過ごす方法をご紹介します。
まず、世間の人は意外と、クリスマスに一人だから「恋人がいない寂しい人だ」とは思わないものです。遠距離恋愛中、仕事が忙しいなど、恋人がいても一人で過ごす人はたくさんいます。
筆者は、何度も一人のクリスマスを過ごしてきました。恋人がいない、恋人が海外へ行ってしまった等、理由はさまざまです。まずは、一人で過ごすクリスマスをポジティブに捉えましょう。
人目に付きたくないからと、家にこもるのも悪くはありません。でも、せっかくなら有意義な過ごし方をしてみてはどうでしょう。
例えば、
などです。
上記に挙げたものは、行動することで「充実感や達成感を得られる」点がポイントです。家でごろごろテレビを見ているだけ…という過ごし方にはない満足感が得られるでしょう。
恋人たちがロマンチックなムードに浸っているのを見ると、気分が滅入ることもあるでしょう。そんな場合、行き先はクリスマスムードの少ないところを選んでください。わざわざクリスマスでにぎわう渦中へ飛び込む必要はありません。
先述した行動は、美術館、カルチャースクール、図書館、職場などで行うもの。クリスマスムード満点の恋人たちが数多くいる場所ではないでしょう。特に、神社仏閣は宗教上クリスマスとは関係ありませんので、クリスマスにコンプレックスのある方にはおすすめです。
筆者も一人のクリスマスには、趣味の韓国語の勉強に打ち込んだり、ずっとやりたかったアクセサリーキットに没頭したり、見たかった写真展に出かけたりして過ごしましたが、むなしさのカケラもありませんでしたよ。
クリスマスがきっかけで手にするスキルが増えれば、より素敵な自分になれ、来年のクリスマスには新たな展開があるかも。クリスマスもただの一日です。充実感のある有意義な一日にしてみましょう。
文:杉浦優子