ランニングで健康になっても顔と身体にシミやシワが増えるのは、女性として満足できないはず。そこで、ランナーがしっかり走る前と後に行っておきたい紫外線対策をまとめてご紹介します。
1日の中で紫外線量が最も多くなるのは、午前10時から午後2時ころ。昼間は紫外線が容赦なく降り注ぎ、帽子をかぶっていたとしても、紫外線はアスファルトの路面に反射してきます。
だから、紫外線を避けて走るならやはり夕方か夜がおすすめ。早朝でも日中に比べれば少ない紫外線量となります。
屋外に出るなら日焼け止めは必須。しかも運動するなら、汗にも強いスポーツタイプを選ぶようにしましょう。
日焼け止めを塗る際、塗り忘れたりうっかり日焼けしがちな場所が、耳やうなじ、胸元、肩、足首です。1回の運動では気づかなくても、数か月運動し続けたら、知らぬ間に思わぬ日焼けの跡が身体についていた、ということになってしまうので、念入りに塗りましょう。
また髪や唇も、日差しを浴びて乾燥が進みぱさぱさになるのでご注意を。そして、汗をかいたり汗をタオルで拭いた後は、日焼け止めを繰り返し塗ることをお忘れなく。
日焼けを気にするなら、ロングスリーブや七分丈のパンツを選び、ウェアでも紫外線から身体をガードしましょう。ただし黄色や白などの薄い色や薄い素材は、ウェアの中にも紫外線が通ってしまうので、注意が必要です。紫外線防止素材を使ったウェアが一番おすすめでしょう。
またサングラスや帽子もぜひ活用してください。
運動後は、まずは日焼け止めをしっかり洗い流すことが大切。スポーツタイプの日焼け止めは肌に残りやすく、きちんと汚れをオフしていないと肌荒れやニキビの原因になる上、シミなどの色素沈着を起こしてしまいます。専用のクレンジング剤や洗顔を行いましょう。
さらにビタミンCなどの抗酸化成分を食事で摂り、身体の内からもケアすると良いでしょう。
屋外でのスポーツには紫外線対策がマストです。ヘルシーで美しい女性を目指すなら、これらのケアをしっかり行っていきましょう。
文:佐藤まきこ
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