あなたにちょうどいい、リズム|Rhythm

日本古来の美容・健康食「雑穀」!オススメ3種をご紹介

日本古来の美容・健康食「雑穀」!オススメ3種をご紹介

  • Food

日本古来の美容・健康食「雑穀」!オススメ3種をご紹介

更新日:

| ダイエットメニュー | レシピ | 食事 |

食生活の欧米化や栄養バランスの乱れが原因となり、体重が増加したり、肌荒れが長引いたり、生活習慣病にかかったりしてしまう方が増えているそうです。

なかには、「体調を崩したことがきっかけとなり、“食”の重要さに気がついた」という方もいるのではないでしょうか?

そこで、今一度見直したいのが、日本古来の美容・健康食「雑穀」が持つパワー。今回は、数ある雑穀の中でも、ビューティーフードアドバイザーの筆者イチオシの3つをご紹介します。

徳川家康も好んで食べた「麦ご飯」

zakkoku_001_03

麦には、小麦と大麦があります。そのなかでも、庶民の味として古くから食べられてきたものが「大麦」。平安時代中期に書かれた日本最古の医学書『医心方』に、麦は「五穀の長たり」「熱毒を除いて内臓の働きを整える」と記されていることから、健康食としての側面を持っていたことが明らかになっています。

それだけではありません。かの徳川家康が、麦ご飯を好んで食べていたというのも有名な話。その栄養価の高さから、日露戦争時代には麦ご飯が糧食として採用されたことも。

しかし、この大麦、皮が硬く厚いため、「調理に手間がかかる」と敬遠されてしまいます。そこで登場したのが、大麦の皮をやわらかくするために、水を加えて精白し、蒸気をあててからローラーで押しつぶした「押し麦」なのです。では、麦にはどのような栄養素が含まれるのでしょうか。

なんといっても注目すべきなのは、“β-グルカン”という水溶性食物繊維。β-グルカンは、食物の消化吸収をゆるやかにしてくれます。それが、食後の血糖値の急上昇 → インスリン(脂肪の合成を高め、分解を抑制する働きがある)の大量放出 → 内臓脂肪がつきやすくなるという悪循環にストップをかけてくれるため、ダイエット目的で食べるのにもオススメです。

なんと、朝食を白米から麦ご飯に変えるだけで、夕食まで食後高血糖を抑えられるというので、一日中太りにくい状態をキープできる、といっても過言ではないでしょう。

その他にも、カルシウムやカリウム、肌を美しく保つためのビタミンB2なども含みます。ニキビや肌荒れが気になる方は、押し麦と小豆をブレンドして食べると良いですよ。

楊貴妃が愛した、黒米

zakkoku_001_02

中国原産の古代米のひとつ、「黒米」。おはぎの起源で、古くから“祝いの米”として珍重されてきました。漢の時代の張騫(ちょうけん)という人が、黒米を発見してから出世したという故事から、縁起の良い出来米として宮廷献上米になったのも有名な話です。

黒米は、玄米の色が黒色で、ぬか(果皮・種皮)の部分に紫黒色系色素を含んだ米のことをいい、紫米、紫黒米とも呼ばれています。

その特徴は、何といっても黒い色。強い抗酸化作用を持ち、若々しさの維持に役立つ成分といわれるアントシアニンが含まれています。加えて、糖質の代謝を助けるビタミンB1や、肌・髪・爪の細胞再生に働くビタミンB2といった、美容にうれしい栄養素も含まれていることから、世界三大美女の楊貴妃が愛食していたというのも納得です。

炊いた後の黒米にはぬか部分が残っているので、舌触りがつるっとしていたり、甘さを感じられたりします。黒米のみで食べても良いのですが、白米に混ぜて炊くことで、よりおいしく召し上がれます。

スーパーモデルも愛する「キヌア」

zakkoku_001_01

南米アンデス山脈の高地で、約3千年前から栽培されているアカザ科の一年草「キヌア」。品種により、赤や黄、紫、白の穂をしたものがあり、一つの房に直径約2mmの種子を250~500個ほどつけます。

注目すべきはその栄養価の高さで、NASAが宇宙食の候補に選んだこともあるほど。同等エネルギーの精白米に対して、タンパク質は2倍、食物繊維は8倍、カルシウムは10倍、鉄分は8倍、美しさのために欠かせないビタミンB群や葉酸も豊富に含みます。

キヌアは、食材の味をほぼ変えることがないので、ご飯に混ぜて炊いたり、スープに混ぜたり、サラダ、ヨーグルトにトッピングしたりしてもおいしく食べられます。筆者も、毎日食べるほどキヌアが好きで、近頃は、煮物や卵焼きに混ぜています。

また、モデルのローラさんは、白米1:キヌア1の割合で炊いていること、ミランダ・カーさんは、茹でたキヌアにクコの実やアーモンドスライス、アーモンドミルクをかけて愛食していることを明かしています。美女たちが愛するキヌアは、現代の“美容食”と言えるのではないでしょうか。

雑穀の調理は面倒くさくない!

「何となく調理が面倒くさそう」と思われてしまいがちな雑穀ですが、一度覚えてしまえば、簡単に取り扱うことができます。不足しがちな栄養素を手軽に補い、美容・健康の維持向上に役立ててみてはいかがでしょうか。

次回は、各雑穀の調理法をご紹介します。お楽しみに!

文:高木沙織

“関連特集:
Rhythm内の「ダイエットメニュー」に関する、記事はこちらから”

この記事をシェア

  • Twitter
  • Facebook
  • Line
  • Hatena
  • Pocket

関連キーワード

| ダイエットメニュー | レシピ | 食事 |

関連記事

オーガニック農家・吉岡龍一「暖冬の影響で起こる様々な試練」

  • Food

オーガニック農家・吉岡龍一「暖冬の影響で起こる様々な試練」

じめじめ季節も大丈夫!楽しく過ごすための身体ケア3つ 〜芒種編

  • Beauty
  • Food
  • Relaxation

じめじめ季節も大丈夫!楽しく過ごすための身体ケア3つ 〜芒種編

摂りすぎで便秘が悪化!?意外と知らない食物繊維の基礎知識

  • Beauty
  • Food

摂りすぎで便秘が悪化!?意外と知らない食物繊維の基礎知識

食物アレルギー日記 vol.17 アレルギーっ子の合コン事情〜大学時代〜

  • Column
  • Food

食物アレルギー日記 vol.17 アレルギーっ子の合コン事情〜大学 ...

料理家 青山有紀×オムロン式美人「新たまねぎのポタージュ」

  • Beauty
  • Column
  • Food

料理家 青山有紀×オムロン式美人「新たまねぎのポタージュ」

新着記事

冷え性解消に!睡眠時の靴下、オススメ素材と履き方は

  • Relaxation

冷え性解消に!睡眠時の靴下、オススメ素材と履き方は

首・手首・足首!3つの首を温める温活グッズ7選

  • Beauty

首・手首・足首!3つの首を温める温活グッズ7選

【W杯初出場ゴールを決めた伝説の男】野人・岡野雅行 Vol.6 〜雑草として育った、野人・岡野の原点〜



  • Column

【W杯初出場ゴールを決めた伝説の男】野人・岡野雅行 Vol.6 〜雑草として育った、野人・岡野の原点〜



心理的ストレスによるネガティブな感情を取り除くためには

  • Relaxation

心理的ストレスによるネガティブな感情を取り除くためには

夏なのに冷えていませんか?お尻作りが冷え改善につながる訳

  • Beauty
  • Exercise

夏なのに冷えていませんか?お尻作りが冷え改善につながる訳

おすすめの記事

その吐き気の原因は…?冷え性と吐き気の意外な関係

  • Relaxation

その吐き気の原因は…?冷え性と吐き気の意外な関係

温活飲み物!体温を上げる飲み物11選、下げる飲み物5選

  • Food

温活飲み物!体温を上げる飲み物11選、下げる飲み物5選

意外と知らない?体幹トレーニングの効果・メリット

  • Exercise

意外と知らない?体幹トレーニングの効果・メリット

お風呂で出来る!基礎代謝アップに役立つ”筋トレ運動”

  • Exercise

お風呂で出来る!基礎代謝アップに役立つ”筋トレ運動”

電動歯ブラシに向いた歯磨き粉のおすすめをチェック!【歯科医監修】

  • Column

電動歯ブラシに向いた歯磨き粉のおすすめをチェック!【歯科医監修】

PAGE TOP

PAGE TOP

閉じる