素敵な笑顔に必要不可欠な白い歯。
あなたはどの様にケアしていますか?
今回はホワイトニングと歯の美白の違いについてお話しします。
ホワイトニングには色々な種類があります。
ホワイトニングとは 歯に吸着吸収された色素沈着物質を分解させる過酸化水素や過酸化尿素という 歯科医院でしか扱えない薬液を使い 歯を白くするものです。
一方 美白とは そういった薬液を使わず、ホワイトニングした歯をコーティングしたり、白さを保ったり、汚れを取り除き 本来の白さに戻すものです。
【1】歯科医院で行うオフィスホワイトニング
歯科医師にしか取り扱えない 沈着吸収している物質を分解させ、取り除く高濃度の過酸化水素が入った薬液で 短時間にて歯を白くします。
メリットは、
①短時間で、かなりのホワイトニング効果が期待される
②しっかりと歯の表面を機械にてクリーニングするので薬液が浸透しやすい
これは、すぐに白くしたい方には一番いい方法です。
一方、デメリットとしては、
①知覚過敏が起こりやすい
②歯科医院に行かないと施術できない
③着色しやすい食べ物や飲み物、嗜好品を控えないとならない
④価格が高価
⑤およそ半年程度で後戻りしてくる
【2】ホームホワイトニング
歯科医院でマウスピースを作り、そこに歯の表面から内側に染み込んだ色素を分解する薬液を流し込み 歯に装着させます。
メリットは
①忙しくてなかなか歯科医院に行けない方や 自分のタイミングでホワイトニングをしたい方にオススメ。
②効果が穏やかなので 比較的しみにくい。
デメリットとしては
①効果が穏やかなのでホワイトニング回数がかかる
②着色しやすい食べ物や飲み物、嗜好品の制限
③嘔吐反射がある方はマウスピースがなかなか使えない
④薬液を追加して購入する必要がある
⑤自分で行うので誤ったやり方で思わぬ事故に繋がる
【3】セルフホワイトニング(美白)
歯科医院ではない場所で 歯の表面の汚れを落とすケア用品で 自分でケアします。
メリットは
①手軽に通える
②価格が安価
③オフィスホワイトニングやホームホワイトニングの合間のセルフクリーニングケアとして気軽に行ける
デメリットとしては
内側まで吸着した汚れを分解する薬液でのホワイトニングではないので表面の汚れが落ちる程度(ホワイトニングではない)
②全て自分で行うので誤ったやり方をすると思わぬ事故に繋がる
その他 オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを一緒に行い 白さを保つデュアルホワイトニングという方法もあります。
差し歯や詰め物は ホワイトニングでは白くならないので、きちんとした歯科医院に一度相談する事をお勧めします。
しかしホワイトニングは歯の表面を一時的に脆くしてしまう強い薬液を使います。
ホワイトニングに知識があるホワイトニング専門の歯科医師や歯科衛生士に、ホワイトニングの最中やホワイトニング後のケアについても きちんとフォローしてもらったり、お家でも ホワイトニングケアをきちんとする事が1番大切になります!
歯科医院には ホワイトニングやケアを提案出来るホワイトニングコーディネーターの歯科医師や歯科衛生士がいるところもあります。
自分のお口や状況に見合ったホワイトニング方法やリスクをしっかり伝えてくれ、ケア方法もきちんと提案してもらえます。かかりつけの歯科医院に相談してみましょう。
白く美しく輝く歯のベースは健康な歯や歯肉です。
まずは自分のお口の中の状況を知ることから始め 素敵な笑顔に輝く健康な歯を手に入れてくださいね。