こんにちは。トライアスリートの北川麻利奈です。
今回はタンパク質のお話をしたいと思います。
タンパク質、英語で言うとプロテインは、「proteios」というギリシャ語が語源で、“本質的なもの、第一のものを問う”という意味があり、生命を維持するために必要不可欠な成分です。スポーツ選手の観点から見ると、筋肉強化や修復における重要な栄養素でもあります。
アスリートだけでなく、美しい身体になりたい女性が積極的に摂取しているプロテインですが、食事で一番大切なのはバランス。同じ栄養素ばかり摂っていては、強く美しい身体にはなれませんし、タンパク質の過剰摂取は腎臓に負担がかかります。
自分にとって1日にどれくらいの量が必要なのかを知り、より効率的な身体づくりを心がけましょう。
算出方法は簡単です。タンパク質の摂取量は体重1kgあたり1.7〜2.4gが理想。体重50kgであれば、1日100gを目安に摂取すると良いでしょう。もちろん、高強度のトレーニングをする日、オフの日など、運動強度によって変化させてもいいと思います。
また、運動の2時間後と比較すると、運動直後のタンパク質摂取は体内での合成が効率的だといわれています。これは、成長ホルモンの分泌が高くなることが理由です。
外で練習後すぐにタンパク質を摂取したいけれどもコンビニしかない。こういった状況の時は、よくゆで卵や豆乳、魚肉ソーセージやハム、チーズなどを買って食べます。どの製品にもラベルにタンパク質含有量が記載されているので、チェックしてみてくださいね。
余談ですが、先日海でのスイム練習を終えた後にコンビニでロースハムを買って食べていて、周囲の人にびっくりされました。が、ラベルにはタンパク質含有量が15gと記載されていることを告げると、ストイックだと言いつつも納得してくださいました。
せっかく頑張ってトレーニングに耐えてくれた身体を労わり、強く美しくするためにも、適量を適切なタイミングで摂取したいですね。
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文:リズムアンバサダー 北川麻利奈