ウォーキングは、基礎代謝を上げたりリフレッシュできたりと、さまざまなメリットがありますが、その効果をさらに上げる簡単な方法があるのをご存じでしょうか。
健康維持や運動、ダイエットを目的に、普段からウォーキングを行っている方は、ぜひ取り入れてみてください。
呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸があります。多くの方が毎日無意識に行っているのが胸式呼吸です。
腹式呼吸は横隔膜を上下させる呼吸法です。胸式に比べ、より多くの酸素を身体に取り入れることができるため、ウォーキング中に行うことで効率的に有酸素運動ができます。
しかも、腹式呼吸は腹筋と背筋を上手に使う必要があるため、ウエストまわりの筋肉や、身体の深部にある体幹を鍛えることにもつながると考えられています。
腹式呼吸のやり方は次の通りです。
まず、息を全部吐き切りましょう。次に、鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませて、空気をいっぱい取り入れます。吐くときは鼻からでも口からでもOK。ゆっくり吐きだし、お腹をぺたんこにしながら吸うときの倍の時間をかけるようにします。これを繰り返し行います。
ウォーキングを行う際は、姿勢よく行うことが大切。そのためにも、腹筋と背筋を意識しながら歩くようにしましょう。
筋肉トレーニングは、鍛えている筋肉に意識を集中させると、より効果が高くなるといわれています。同様に、ウォーキング中は、腹筋と背筋で身体の芯を支えるような意識をもつと、ウエスト周辺を鍛えられ、正しい姿勢を癖づけることができるでしょう。
ウォーキング中、手の指をグー、パーと開いたり閉じたり動かすようにしてみましょう。手先まで血液が流れやすくなり、新陳代謝を促し、全身の血行促進につながります。単純な動作ですが、続けていると手先がだんだん温かくなります。特に冷え性の方におすすめです。
ウォーキングだけでも気持ちいいものですが、ご紹介した3つのポイントを実践することで運動効果をもっと高めることができると聞けば、積極的にやりたくなることでしょう。同じ時間ウォーキングするなら、これらのプラスアルファを実行し、今以上の健康を目指してみてはいかがでしょうか?
文:佐藤まきこ
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