代表的な有酸素運動と言えばウォーキングです。正しいやり方でウォーキングすることによって、ダイエット効果が期待できます。
体への負担が少なく、景色を楽しみながら続けられる気軽なダイエット法として、女性や年配の方など多くの人々が注目を集めています。
ダイエットで最も重要なことは長く続けること。今回は、無理なく続けられる、ダイエット効果の高いウォーキング法をご紹介します。
有酸素運動には脂肪を燃焼する効果があり、ウォーキングは有酸素運動の代表的な運動法です。
体内に酸素を多く取り入れ、糖質や脂肪をエネルギー源として燃焼させる運動のことを有酸素運動と言います。疲れを蓄積せずに長時間続けることができるのが最大のメリット。
ウォーキングに特別な技術は不要で、どこでも行うことができ、お金がかからないのも続けやすい点でしょう。景色を楽しむことができるのでリフレッシュやストレス発散の効果もあります。
長時間続けられる有酸素運動ではエネルギー源に脂肪が使われるので、ウォーキングは比較的痩せやすい運動法だといえます。
また、正しいフォームで歩くことで太くならない程度の適度な筋肉をつけることもできるでしょう。
ふくらはぎだけでなく、腕を良く振って歩くことで二の腕の脂肪も燃焼することができますし、血行が良くなるのでむくみ改善にも効果があります。
しかしながら、ただ歩くだけではダイエット効果が見込めない場合もあります。正しい歩き方や、呼吸法、長期間続けるコツを知って、より効果的なウォーキングを実践していきましょう。
姿勢を真っすぐに正して、膝を極力曲げずに歩くのがコツ。膝を曲げて歩くと脚の筋肉を多く使うことになり、脚の筋肉が付きすぎて太くなってしまう可能性があるので注意してください。
肘を90度に曲げて、大きく腕を振りながら歩くと二の腕のダイエットにも効果があります。
有酸素運動を行う際の呼吸は吐くことを意識した「腹式呼吸」を行いましょう。腹式呼吸によって横隔膜を動かし、代謝機能が活性化すると、脂肪燃焼効果やリラックス効果が期待できます。
ダイエットのためには、できるだけ長く続けることが不可欠です。そのためモチベーションをあげなくては続かないという人もいるかもしれません。途中で挫折しないために、歩くこと自体を楽しめるようなウォーキングコースを選んで気持ちよくウォーキングをしましょう。
また、決まった時間だけを歩くようにし、調子が良いからといって日によって距離を変えないのもポイントです。毎日続けるために、なるべく翌日に疲れを残さないこともウォーキングを続ける重要な秘訣と言えるでしょう。
せっかくウォーキングを楽しめるようになっても、体を壊して続けられなくなってしまう人がいます。極力無理はせずに、身体に負担の少ない正しい歩き方でウォーキングを続けましょう。
気分によってウォーキングコースを変更したり友人とお喋りをしながら歩くなど、工夫をしながら目標に向かって続けてみてください。