男性の身体にはなくて、女性の身体にだけあるもの!それはお腹からヒップにかけての美しいウエストラインです。でも世の男性が想像するような、見事なくびれを持っている女性はそうたくさんいるものではありません。
たとえお腹がぽっこり前に出ていなくても、左右にくびれがない寸胴っ腹の人は案外多いもの。水着などのボディラインがわかる薄着になったら、やっぱりくびれは欲しいものです。
そこで、今回は日常生活の中で取り入れられる、くびれを作る「ながらエクササイズ」をご紹介しましょう。
苦しい思いをして腹筋をたくさんやっても、くびれはできません。それは、お腹の真正面にある筋肉ではなく、左右両サイドにある筋肉がくびれには関係しているから。
腹筋運動は、身体の正面にある腹筋にしか効いてこないので、ぽっこりお腹は解消できても、くびれには結びつかないのです。だから、美しいくびれが欲しいなら、横っ腹の部分にある筋肉や脂肪に刺激を与えることが大切です。
最も簡単な‟ながらエクササイズ”が、ウエストをひねるツイスト運動。両足は軽く開いた状態で立ち、下半身は動かさずに、上半身だけひねって後ろを見るようにします。
ツイストするたびに、横っ腹がぐーんっと伸びて気持ち良さを感じられるはずです。これを歯磨きをしながら、ぜひ左右各10回ほど行ってみましょう。
テレビを見ているときは、座ったままできるストレッチを。背筋を伸ばして椅子や床に座り、先ほどのエクササイズと同じようにツイスト運動をするように腰をひねり、しばらくそのままキープします。
お尻や足は動かさず、ウエストのちょうどくびれに当たる部分からねじるだけ。椅子に座っているなら、両手で椅子の背もたれを持つようにすると、やりやすいはず。これを左右交互に各10回ほど行うようにしましょう。
横っ腹をこんなふうにねじる動きは、日常生活ではあまり行うことはありません。だから意識して動かすことで、少しずつ理想のくびれが実現できることでしょう。
もちろん通常の腹筋運動と組み合わせて行えば、さらにきれいなウエストに近づけますよ。
文:佐藤まきこ
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