寒い冬が終わればいよいよ春がやってきます。お天気も良い日が多くなるので、外に出かける機会も増えるのではないでしょうか。
心地よい日差しの中で過ごすのはとても気持ちがいいですね。でも注意しないといけないこともあります。春は夏と同じくらいの紫外線が降り注ぐのです。
春の紫外線対策をまとめて紹介します。
日焼け対策といえば、一番最初に思い浮かぶのは日焼け止めだと思います。
SPFやPA+++などの数値が高いものは、その分、日焼け防止効果があります。しかし、動いていると汗をかいたり汗を拭いたりするので、一度塗ったからと安心せず、こまめに塗りなおすことが大切です。
日傘の表面の色は個人の好みでいいですが、内側は黒色のものを選ぶことをオススメします。
なぜかというと、実際に日差しに当たっていなくても、地面を反射した光が顔に当たるので、結局紫外線を浴びてしまうからです。その光を吸収してくれる黒色を選ぶと、紫外線を防ぐ効果があります。
紫外線は目からも入ってきます。UVカットの施されたサングラスをかけることで紫外線を防ぐことができます。目の周囲まで覆ってくれる大きいタイプならば、さらにしっかり保護することができます。
UV加工がされておらず、サングラスの色が濃いものを選ぶのはなるべく避けましょう。UVカット効果がない上に瞳孔が大きく開いてしまうので、大量の紫外線を吸収してしまうからです。
袖の短い服を着て外出するときは肘まで隠れる手袋をしましょう。特に車の運転中は紫外線にさらされやすいので、UV加工のされたものを使うことをオススメします。
ただし、外してしまったら効果がなくなってしまうので、やはり肌に日焼け止めを塗ることを忘れないように気を付けてください。
春先のお肌はとても敏感で不安定になっています。
夏のように紫外線を浴びる準備ができていないため角質が少なく、肌自体も薄くカサカサしています。その状態で夏と同量の紫外線を浴びてしまうと、肌に深刻なダメージを与えてしまいます。しっかり保湿をして肌をいたわってあげてください。
化粧水を惜しむことなく使い、保湿中心のスキンケアをすることが大切です。
紫外線を100パーセント防ぐことはできません。そのため、内側から対策してあげることも大切です。ビタミンCはその代表格。高い抗酸化作用があるので美肌には効果的です。
ビタミン剤で摂るのもいいですが、せっかくなので季節が感じられる食材で摂取しましょう。春が旬の菜の花にはビタミンCが多く含まれています。季節を感じつつ、ビタミンCを摂ることができるでしょう。
文:編集部ライター Y.K