毎日の疲れを、どのように癒していますか?ちょっとしたマッサージを行うだけで、心身ともにリラックスさせることができます。今回は、疲れを取るための基本的なマッサージを紹介。自分で行えるものもありますが、家族やパートナーにマッサージしてあげるのもおすすめです。
疲れがたまると、はっきりとコリが分かる首や肩。頻繁にスマホやパソコンを使う人は、とくに疲れがたまりやすい部位です。
肩こりをほぐすうえで効果的なツボは、代表的に以下が挙げられます。
①肩井(けんせい)-首を前に曲げたときに、首の付け根の出っ張っている骨と肩先を結んだラインの真ん中の位置
②曲垣(きょくえん)-肩甲骨の上部の内側のくぼみの位置
③瘂門(あもん)-後頭部の中心線上にある、髪の生え際中央にあるくぼみ
④天柱(てんちゅう)-③の瘂門から親指幅外側の位置
⑤風池(ふうち)-④の天柱から親指幅外側の位置
⑥完骨(かんこつ)-⑤の風池から親指幅外側の位置
①②の肩のツボから③~⑥の首のツボの順に、親指で押しましょう。5分~10分ほど繰り返すと効果的です。
手のツボは簡単に、場所を選ばず短時間でマッサージできるので、覚えておくと便利。ここでは、相手にマッサージをしてあげるシチュエーションを想定し、解説します。
まず、相手の手のひらを上向きにします。相手の親指と人差し指の間と、薬指と小指の間に、自分の両手の薬指と小指を挟み込んでください。相手の手のひらを反らすように広げたら、自分の両手の親指を使って、相手の手のひらをまんべんなく指圧していきましょう。
手のひらには、全身につながるツボが多数存在しているので、疲れている体の場所に応じて、痛持ち良さを感じる場所が変わります。痛い場所を重点的にマッサージしてあげましょう。
足の裏にもツボが集中しており、体のどこが悪いか見分けられるほどです。
疲労回復の基本として、足の親指の両側を手の親指と人差し指で挟み、足の親指の付け根に向かってもんでいきましょう。これを足の小指まで同様に行います。力を入れすぎると痛いので、気持ち良いと感じる程度にしてください。
疲れがたまると、むくみやすい部位がふくらはぎ。重力の関係によって、リンパの流れが悪くなってしまうことが原因の1つです。
そこで、手をグーの形にしたり、両手を握り合わせた状態にしたり、包丁のようにしたりして、トントンとリズミカルに叩きましょう。刺激を与えることで、リンパの流れを改善する効果が期待できます。
ふくらはぎのマッサージ法として、足首から太ももへ向かってゆっくりともみほぐしていく方法も有効です。疲れで筋肉が固まってしまった部分をリラックスさせて伸ばすために、筋肉の流れに沿って、手のひらと指を使いながらもみほぐしていきましょう。
ふくらはぎにあるツボが刺激されることで、リンパの流れを改善することが可能。
首こりに効くツボは、代表的に下記の3つが挙げられます。コリが気になったときに刺激してみましょう。
①扶突(ふとつ)−のどと下あごの角の延長線がぶつかるあたりに位置します。精神的に緊張している時、ストレスが溜まっている時にも効果的です。中指と薬指で小さく円を描くようにやさしく刺激します。
②天容(てんよう)−完骨と同じ筋上の、下あごの角の下あたりに位置します。寝違えた時の痛みにも効果的です。ツボのある筋全体をマッサージします。
③百会(ひゃくえ)−頭痛や自律神経を整えるのに効くなど万能なツボとして知られていますが、首こりにも効果的。頭のてっぺんと両耳をつなぐ線が交わるあたりが百会です。指で下に押し込むように刺激する他、ヘアブラシで刺激するのもおすすめ。
手軽に疲労を回復するには、医療機器として高い信頼と評価を得ているオムロンのクッションマッサージャーがおすすめです。 小さくて軽いのでどこでも使いやすく、4つのもみ玉が疲れた部位をピンポイントでほぐしてくれるのがポイント。もみ玉にヒーター機能が付いているので、人の手によるマッサージの感覚を手軽に味わうことができます。
今回は、疲れを取るための基本マッサージを紹介しました。平日の疲れた夜や、休日のリラックスした時間にマッサージを少し行うだけで、日頃の疲れを癒すことができます。家族やパートナーにしてあげると、お互いをいたわる気持ちも強くなるので、おすすめです。
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