こんにちは!桃尻メイクトレーナーの鳥越玲子です。
季節は夏から秋へ変わりましたね!季節の変わり目には、気温の変化に身体がうまくついて行けずに風邪を引いてしまったり体調を崩す人も多くなってきます。
そして”食欲の秋“という言葉があるように、旬の美味しい食べ物がたくさん!誘惑の多いこの時期は、うまく食欲をコントロールしながら代謝もアップ!太りにくい身体づくりを目指しましょう。
体温が下がると、免疫力も低下します。“冷えは万病のもと” 体調を整えるためにも、体温をある程度維持して免疫力を上げることが必要です。実際、体温を1℃上げることで、免疫力は30%上がると言われています。
食事によっても体温を上げることは出来ますが、そのために食事の回数、量が増えてしまっては肥満になってしまいます。体温を上げること “温活”で、免疫力や代謝をアップしましょう。
皆さんは、食事の時に何を食べるかを、カロリーが高いか低いかで決めることはありませんか?たとえ食材そのもののカロリーは少ないものを選んだとしても調理法(例:油で揚げたり、調味料などをたくさん使用する煮物など)によっては高カロリーにもなってしまうことも。
「焼く→蒸す→生→煮物→揚げ物」の順でカロリーは上昇するため、調理法は出来るだけシンプルなものをオススメします。
そして、実はカロリーよりも気にしてほしいポイントがあるのです。それは食材のGI値(グリセミック指数)です。GI値とは、食事後の血糖値の上昇度合いを指数化したもので、糖質量や消化のスピードなどで決まります。
このGI値が高い食材を摂取すると、身体に脂肪を蓄積しやすく、腹持ちも悪く、反対にGI値の低い食材は、脂肪の蓄積を抑え、空腹感も出にくいという違いがあります。例えば、高GI値の食材にはジャガイモや人参などがありますが、同じ芋類でもサツマイモはGI値は低かったりとモノによっては数値が変わってきます。
それに、果物も比較的GI値が高いものが多いのですが、そのまま食べるのか、もしくはジュースにするのかでも数値は違います。ジュースにすることで同じ量でも多く糖を含み、食物繊維も少なくなるためです。
GI値の高い食材は、血糖値(血液中の糖の量)を急上昇させます。血糖値が上がると、血管や内臓を傷つけてしまうので、それを防ぐために身体はインスリンというホルモンを大量分泌させて、血糖値を下げるように働きます。
このインスリンは、血液中の糖を分解し筋肉・肝臓・脂肪細胞に貯蔵する役割をするため、インスリンが大量に分泌されることで脂肪をたくさん蓄えてしまうのです。
そして血糖値を急降下させることで空腹感を早く感じて、食事の回数が増えてしまったり、、、太らない身体づくりには、出来るだけGI値の低い食材選びを心がけることが大切なのです。
食事の方法によって、代謝のいい身体はつくられますが、やはり筋肉をしっかりつけることも重要です。筋肉は「熱を生み出し、脂肪を燃やす工場」。筋肉量の少ない人は冷えやすく、太りやすいのです。
そして、筋肉は継続的に負荷をかけることによって発達するため、日常的な運動習慣を身につけることが大切です。定期的な運動習慣をこの秋にスタートしませんか?Let’s try!
文・写真提供 リズムアンバサダー 鳥越玲子