こんにちは!桃尻メイクトレーナーの鳥越玲子です。
「自分のお尻に自信が持てない!」そんな声をよくお聞きします。「プリッと丸く、上を向いたお尻になりたい!」その願いを叶えるためにはトレーニングでお尻の筋肉を鍛えること、と考えがち。
でも、それだけでは残念ながら理想のヒップを手に入れることは出来ません。ペタンコ垂れ尻になってしまうのは”筋力不足”だけが原因ではないからです。その原因は、何気ない日常に隠れています。
理想のお尻を目指して一生懸命トレーニングをしていても、日常的にお尻が育ちにくい生活習慣をしていれば、なかなか思ったような結果は得られません。トレーニングで筋肉に刺激を与えながらも、お尻がうまく育つ生活習慣へと変えていくことも必要です。
ペタンコ垂れ尻になってしまう原因の一つに「骨盤の傾き」があります。骨盤を支えるための筋力や柔軟性が低下することで骨盤は前や後ろに傾き、お尻や股関節周辺の筋肉を日常的にあまり使えなくなってしまいます。
この骨盤の傾きは、普段の姿勢の悪さや、デスクワークなど座りっぱなしの時間が長いことなどでよく起こります。長時間座りっぱなしでいると、お尻と一緒に太ももの裏(ハムストリングス)の筋肉も収縮し硬くなることで、膝も曲がって姿勢が悪くなったり、腰痛の原因にもなることも。
まずは、このお尻から太もも裏の筋肉を十分にストレッチでゆるめて、お尻を育てる美姿勢を目指してみましょう!
まずはお尻から太もも裏(ハムストリングス)のストレッチをしましょう。
① 仰向けになり、片脚を持ち上げ、もう片方の脚は床にまっすぐに伸ばします。持ち上げた脚にタオルをかけ、両手で握ります。かかとを押し出すように膝を伸ばして息を吸います。
② 息を吐きながら上体の方に脚を引き寄せます。この時に背中が丸くなったり、床に伸ばす脚の膝が曲がったり床から浮き上がらないようにしましょう。ゆっくりと呼吸をしながら20秒以上キープ、これを2~3セットくり返します。
長時間座りっぱなし、姿勢が悪い状態が続けば、腰は下がりお尻は硬くなります。脚はお尻が硬くなることで外側に引っ張られてしまい、内もも(内転筋)の筋肉はあまり使われなくなります。
この内ももにはリンパが集中しているので使われないことによってリンパの流れも悪くなってむくみ、下半身の冷えなどの原因にも。お尻と内転筋のストレッチで解消しましょう!
① あぐらで床に座り、伸ばしたい方の脚を前に出します。膝の角度は90度にし、息を吸います。
② 息を吐きながら、背筋を伸ばしたまま上体を前に倒します。この状態でゆっくりと呼吸を続けながら20秒ほどキープします。反対側も同じように、2~3セット行ないます。
(正面からの写真)
(横からの写真)
さぁ、冬も本番!お尻の筋肉をゆるめると足全体の血行もよくなって冷え解消にもつながります。こまめに”美姿勢ストレッチ”を!是非行なってみて下さいね。
文・写真提供 リズムアンバサダー 鳥越玲子
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