こんにちは!桃尻メイクトレーナーの鳥越玲子です。
突然ですが、皆さんは自分の身体、ボディラインに“自信”はありますか?
その反対に“コンプレックス”ってありますか?
以前、「“コンプレックス“って一見他人からは全然わからないなぁ」と感じることがありました。
2年ほど前にミス・ユニバースジャパンでビューティキャンプ講師をさせて頂いていた時、多くのミスから「身体の悩み、コンプレックスをどうやったら改善出来ますか?!」という質問を頂き、驚きました。私には、むしろ悩みだと思っていることは”チャームポイント“ではないかと思うようなことでも、当の本人にとっては真剣な悩みなのです。
そして、特に20代後半から30代、40代くらいの女性で、運動不足や出産などをきっかけにボディラインの崩れが気になり始めた方々からの話を聞いていると、「お尻」にコンプレックスを持っている人が多いことに気づきました。
1日中座ったまま、パソコンやスマホなどを見ることで前かがみの姿勢で長時間を過ごす方は多いですよね。お尻は潰れてしまった状態、脚の付け根には大きな血管、リンパ節があるため、下半身の血流やリンパが滞らせ、むくみや冷え、脂肪がついたりと下半身太りの原因にもなります。
では、日常的に何をすればお尻はあがるのでしょうか。
このコラムの中でも何度もお伝えしてきていますが、骨盤が後ろに傾いた状態、腰下がりはたれ尻の原因、桃尻作りにはNGです。ではヒップを上げるには?!こんなエクササイズはいかがでしょうか。
うつぶせになり、肩下に両肘をついて肘から先は外側に向けハの字にします。こうすると猫背にならず、胸を開くことが出来ます。首は長く保ち、目線はまっすぐ前に。両脚はまず大きく広げてから膝を曲げ、両足の足裏を合わせて準備します。(注:下腹が床から離れたり、腰が伸ばせない場合、肘の位置を前方に移動させて無理なく行ないます)
つま先を上に向けます。
お尻にかかとを近づけるように膝を深く曲げ、お尻、もも裏(ハムストリングス)を収縮させます。
最後に、胸を張った姿勢になります。その時、腰の真ん中に向かって圧力を加えます。
この状態で大きく息を吸い込み、止めてから10~20秒間ほど姿勢をキープします。
腰が硬い、腰痛のある方、息を止めることが苦手な方は短めの時間から始めてみましょう。腰に一時的に圧迫を加えることで硬くなった部分に刺激を与え、お腹や脚の付け根はストレッチ効果があります。
エクササイズの後は、リラックスして20秒~腰を伸ばしましょう。
腰痛改善にも役立つエクササイズです。
「桃尻は1日にしてならず」是非お試しください。
文・写真提供 リズムアンバサダー 鳥越玲子
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