いつも何気なくやっている歯磨き。自分の歯磨きは、果たして正しいのだろうか?と考えたことはありませんか。
たとえば「歯磨きは食後すぐ行わないほうが良い」という話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、歯磨きにベストなタイミング、時間、回数、虫歯にならないための歯磨きのコツについて紹介します。
厚生労働省が推進する「8020運動」を聞いたことはありますか?「80歳で20本の歯を残そう。」という運動です。
実際はまだまだ達成には遠く、現在の日本人の80歳での平均残存歯数は14本です。
年をとっても、丈夫な歯で健康に過ごしたいものですよね。では、大切な歯を虫歯から守る歯磨きのベストな時間やコツを紹介します。
歯磨きは1日3回行うのが理想と言われています。
特に大切なのが、夜寝る前。寝ている間は、唾液の量が減り、虫歯ができやすいと言われています。寝る前の歯磨きは特に念入りに行うようにしましょう。
日中は仕事だったり、外出したりすることが多く、1日3回の歯磨きが難しいこともあります。その場合は、就寝前と起床後の歯磨きの2回は必ず行うようにしてください。
歯磨きのベストタイミングは、食後3分以内と言われています。
食事をすると、口内にいる虫歯菌がタンパク質や糖を分解し、歯を溶かす酸を作り出します。
虫歯にならないためには、口内を酸性にしないことが大切です。そのためにも、食べ物のカスや歯垢、細菌をできるだけ早く取り除くようにしましょう。
なお、「食後すぐの歯磨きは、歯が削れるので悪影響だ」という噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。
これについては日本小児歯科学会の見解で否定されています。通常の食生活では、食事によって歯のエナメル質が柔らかくなり、歯が削れやすくなることはほぼないようです。
虫歯を作る細菌と、歯垢の原因となる糖質を取り除くことが重要なため、食後すぐの歯磨きが望ましいのです。
食後の歯磨きは大切ですが、朝は朝食前に歯を磨くことをおすすめします。
就寝中は唾液の量が減り、口内は細菌がいっぱい。朝起きてすぐ歯を磨くことで、虫歯や口臭のもととなる細菌の数を減らすことができます。
歯ブラシで歯を磨く場合、歯垢の磨き残しがないようにするためには、最低3分間はかけてブラッシングをするようにしましょう。
歯磨き中に手持ち無沙汰だと感じる人は、新聞を読んだりテレビを見たりしながら歯を磨くと時間の有効活用になります。
歯垢をしっかり落とすには、医療機器として高い信頼と評価を得ているオムロンの音波式電動歯ブラシがおすすめです。 乾電池式でスリムタイプなので持ち運びにも便利。1分あたり1万8,000回の高速音波振動ながら、税別1,880円という価格も魅力です。
歯ブラシでの歯磨きは虫歯予防の基本です。なるべく、食後3分以内に歯を磨くようにし、特に虫歯になりやすい就寝前は念入りに磨くようにしましょう。
歯をしっかりとケアしたい人には、正しく使えば歯垢を短時間で取り除ける電動歯ブラシを活用するのもおすすめ。本格的な電動歯ブラシでブラッシングしたい人には、「オムロンHT−B315メディクリーン」がピッタリです。
値段は1万円を超えるので、ちょっと高めかなと感じるかもしれませんが、今までにない機能がついています。それは、奥歯の奥まで届いて磨ける「11°のアングルヘッド」です。通常の歯ブラシでは磨きづらかった奥歯を完璧にケア。
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