寒い冬に、「何もしていないのに疲労がたまる」と感じたことはありませんか?それは、冬ならではの身体の不調、「寒さ疲れ」かもしれません。
そんな寒さ疲れ対策におすすめなのが、日本の食文化に欠かせない3つの食材です!
寒さは身体を緊張させるため、知らず知らずのうちに疲れをためこみます。そんな時には、梅干しが効果的。酸味のもとであるクエン酸が、疲労によるダメージを回復させるのに役立ちます。
また、冬は家にこもりがちになるなど、活動全体が鈍くなり食欲がわきづらくなりますが、梅干しの酸味は胃腸の働きを活発にするため、食欲も増進させてくれます。三食きちんと取れば、身体は自然と元気になっていくでしょう。
抗菌作用や生活習慣病予防にも効果があるとされるので、朝ごはんに1粒食べるようにするなど、習慣づけてみてはいかがでしょうか。
冬の寒さで元気をなくした身体は、活性酸素がたまって老化が進みやすい状態になっていますが、それを打破してくれるのがゴマです!
アンチエイジングにいい食材として知られているゴマには、たんぱく質やカルシウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンEなどが含まれています。ご飯やおかずにさっとふりかけるだけで、手軽に取り入れられるのが便利ですよね。
身体を温める食材として知られるショウガは、冷え性や風邪などの予防になるため、寒さに疲れた身体にぜひとも摂り入れてほしい食材です。
疲れを感じている身体には、老廃物もたまりがち。ショウガには、血行を促進し、老廃物の排出をスムーズにしてくれる働きがあります。
梅干し、ゴマ、ショウガは、手軽に手に入る身近な食材です。三食しっかり食べることはもちろん、これらの食材を上手に取り入れて、疲労回復を図りましょう。家庭に常備しておくと、冬の力強い味方になってくれますよ。
文:杉浦優子
関連記事:
疲れ知らずの体に!疲労回復に効く食事10選
関連特集:
Rhythm内の「疲労回復」に関する、記事はこちらから