秋から冬にかけて体重が増えてしまう女性は多いもの。主な原因として、秋冬は何を食べても美味しいことや、忘年会やお正月で食べ過ぎてしまうことなどが考えられるでしょう。
また、徐々に厚着になって体型が隠れるので、ついつい油断してしまうのも理由のひとつ。
しかし、実は秋冬はダイエットに適した季節でもあるのです。今回は、秋から冬にかけてのおすすめダイエット方法を紹介します。
気温が低くなる秋冬は、体温を上げるために基礎代謝量が増える時期です。
季節ごとに基礎代謝を測定すると、8月の基礎代謝量がもっとも少なく、反対に1~2月の基礎代謝量がもっとも多いという結果が出ました。
つまり、秋冬は体内での糖や脂肪の分解が活発になる季節といえるでしょう。
また、ついつい食べ過ぎてしまう時期ではあるものの、寒い季節だからこそ美味しく食べられるヘルシーなメニューもたくさんあります。それが鍋です。
このように秋冬はダイエットメニューが自然と多くなる季節であり、鍋の他にはおでん、クリームシチュー、蕎麦なども、寒い季節のヘルシーなメニューとして挙げられます。
秋冬に基礎代謝が高まるのは、体温を上げるためだと説明しました。つまり、体温を上げざるを得ない環境に身を置けば、基礎代謝がさらに高まることが期待できます。
脳が寒いと感じると、交感神経が刺激されて体内に熱を発生させます。その仕組みを利用して基礎代謝を上げてみましょう。例えば、少しだけ薄着をしてみたり、エアコンの設定温度を少し下げるなどが簡単にできる方法です。
また、薄着を心がけて体型が目立つようになれば、周りの目が気になって「ダイエットをしなきゃ」という意識が芽生えるでしょう。
しかし、体を冷やし過ぎると風邪を引く恐れがあるので、お風呂でしっかり温まるなどの工夫が必要です。お風呂では、38~40度程度のお湯に20~30分浸かる半身浴がおすすめ。半身浴中は汗をかくので、水やスポーツドリンクを飲みながら入るようにましょう。
寒い時期は体を動かすのが億劫になりがちです。そうなると、当然のことながら、通常よりも運動量は減ってしまっています。
そこで、寒い季節は意識してちょっとした運動をしましょう。仕事の合間にストレッチをしたり、近距離はタクシーに乗らずに歩くようにすれば、ある程度の運動量を確保することができます。
さらにダイエット効果を高めるには、屋外のジョギングやウォーキングがおすすめです。外気に当たると交感神経が刺激されるので、少し寒さを感じるぐらいの気温のときに外へ出て運動してみましょう。
鍋はヘルシーなメニューだと説明しましたが、シメの雑炊、うどん、ラーメンなどは炭水化物なので注意が必要です。
忘年会などでシメが出てくると、すでに満腹だとしてもつい食べてしまう人が多いですが、ここは我慢しましょう。いくら代謝が高い季節といえど、炭水化物を無制限に食べてしまうと痩せることはできません。
また、お正月に食べる機会が増えるお餅も炭水化物なので、食べ過ぎには注意が必要です。
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