赤ちゃんの体調管理に体温を測ることは大切です。健康診断や予防接種、保育園の登園時など、さまざまな機会で体温を測ることになります。
しかし、大人と違ってじっとしていることが苦手な赤ちゃんの体温測定は難しいもの。普通の体温計を使っても測定はできますが、赤ちゃんの体温を測るための工夫がある体温計があると使いやすく、なおよいでしょう。
そこで今回は、赤ちゃん用の体温計の特徴と、おすすめの体温計を紹介します。
赤ちゃんの体調管理に体温計は欠かせません。
体温計を選ぶにあたっては、測定が容易になる特徴を備えた赤ちゃん専用の体温計がよいでしょう。
たとえば、以下のような特徴をもつ製品が出ています。
数秒から数十秒で測定できるものであれば、赤ちゃんが泣き出したり、動きたくなってしまう前に計測できます。
赤ちゃんが寝ているときは体温計測のチャンスですが、計測音で起こしてしまったり、泣かせてしまうことは避けたいもの。
計測完了時のアラート音が出ないものや、小さく優しい音のものがベターです。
直接赤ちゃんに触れるタイプの体温計であれば、形状にも工夫があることが多いです。
脇に挟むタイプの赤ちゃん専用の体温計には、赤ちゃんが脇に挟みやすいよう小ぶりだったり、動いてもズレにくいように曲がりやすい性質の製品もあります。
赤ちゃんが体温測定をイヤがらないように、動物や人気のキャラクターをあしらった、可愛らしいおもちゃのような体温計もあります。
脇に汗をかいていると正確に測れないので、ガーゼなどで拭き取ってから測りましょう。先端を脇のくぼみの中央に当て、脇を体に密着させて測ります。
プローブ(測定面)を赤ちゃんの頭と垂直になるようにぴったり当てます。赤ちゃんの正面から測るのではなく、視界に入らないよう頭上からそっと当てると驚いて泣かれる心配がありません。
先端が鼓膜に向いていないと正しく測れないので、しっかり耳の中に入れてください。普段から使い慣れておくと良いでしょう。
赤ちゃんの体温を測ることを目的とした専用の体温計は各社から出ているので、利用してみてはいかがでしょうか。以下がおすすめの製品です。
最短1秒で計測できる耳式体温計です。ハローキティのイラストもついています。
測定中のもっとも高い温度を記憶し、測定結果として表示する「ぴったりセンシング機能」で、測りにくい耳の中(鼓膜)の温度をより正確にとらえます。
使いやすく手になじむサイズで、携帯や保管に便利な専用ケースもついています。
赤外線センサーで鼓膜周辺の熱を測定する耳式タイプの体温計です。体温計自体がぶれにくく手にフィットする形状になっていることに加えて、センサー部分の形も赤ちゃんの耳の中を測りやすいよう工夫されています。
測定時間は約1秒。痛くない程度に、できるだけ奥まで入れるのが正しく体温を測定するためのコツです。
SCANボタンを押したまま、おでこを横方向に撫でるだけで測定できます。測定時間が約1秒と短いのもポイントです。
メモリ機能搭載で、体温変化を手軽に確認することができます。赤ちゃんを抱っこしながら片手で使える、握りやすい形状になっているため便利です。
「ママがおでこに手を当てたり、おでことおでこをくっつけて熱を測ったり」することをイメージして作られた体温計です。
平均計測時間は、おでこにタッチして1秒。正確な測定のためには、おでこの真ん中にタッチするのがポイントです。
赤ちゃんから10歳未満の子供が対象となっています。大人も測れますが正確な体温ではないようなので、使うのは避けましょう。
赤ちゃん用の体温計でなければ、体温測定ができないというわけではありません。
しかし、以上でご紹介したような専用の体温計を活用すれば、体温を測るときの時間や手間が抑えられ、測りやすくなるでしょう。
お子さんの体調変化にもすぐ気づいてあげられるよう、ぜひ活用してみてください。
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