こんにちは。滝ガールの坂崎絢子です。
お彼岸も過ぎて、気温もぐっと下がり、すっかり秋モードになりましたね!
最近の滝ガールの活動としては、夏の終わりに「滝 × ヨガ」のツアーを開催してきました。
ヒーリングヨガインストラクターの横田くる美さんとのコラボレーション企画です。自然たっぷりのロケーションでヨガを行ったあと、滝めぐりに出かけてパワーチャージするという癒しのコースで、すっかり毎年恒例になっています。
以前、こちらの記事(『もっと自然と一体化するなら 「滝ヨガ」が効果抜群!』)にも書いたのですが、滝とヨガの組み合わせはリフレッシュ効果抜群なのです。ぜひその様子をリズム読者の方にも少しご紹介させていただきたいと思います。
開催場所は長野県・奥志賀高原。8月の終わりの週末でも、長野駅までは35℃を超えるほどの厳しい暑さでした。それでも標高1500mの高原にやってくれば、25℃までぐっと気温が下がる! 爽やかでありがたい気分でした。
今回はお泊まりコース。スイスのシャレーのような素敵なホテル
「ホテルグランフェニックス奥志賀」に滞在しました。
到着したら、まずは白樺の林でリラックスヨガ。
実は、この直前まで突然の雷雨に見舞われていました。「ダメ元でいいから白樺林まで行ってみよう!」と出かけたら、だんだん小降りになり、その後すっかり青空になりました。願いが通じたのかもしれません。
雨上がりの森はウルウルと本当にパワーに満ち溢れています。葉っぱから葉っぱに落ちる水滴の音が、ポチポチポチ……とリズミカルに聞こえてくる。そこに虫の鳴き声、鳥の鳴き声、そしてインストラクターのくる美さんの優しいナビゲートが重なります。最高に癒されるひと時でした。
翌朝は、ホテルの前の気持ちの良いブナの木の下で、目覚めのヨガ。
ブナの大木がちょうどいい木陰を用意してくれています。同時に、優しいオーラで包んでくれました。
ヨガが終わって、記念写真。みなさんのこの柔らかな表情から気持ち良さが伝わるでしょうか。
さて、この後がいよいよ「滝」パート。自然の中でのヨガで身体をしなやかに目覚めさせてからの滝めぐりをすることで、滝のパワーをより受け取れるようになるというわけです。
ホテルからバスで奥志賀渓谷へ向かいました。この渓谷の特徴は、雑魚川(ざこがわ)の清流の美しさ、そしてブナやミズナラの原生林です。
「緑のダム」とも言われますが、ブナやミズナラは保水能力が高くて、土石流などの災害も防止してくれます。歩いてみてわかりますが、森が健やかで、元気な感じがするのです。
こちらが、奥志賀渓谷で一番大きな滝、大滝(おおぜん)です。ダイナミックな光景に歓声が上がりました。
前夜の大雨で少しは増水していたと思いますが、濁りなどはまったくなし! 清涼そのものでした。雨後でも滝の水が濁らないというのは、保水力のしっかりある良い森だからこそです。
ここでは滝ガールから、滝鑑賞のレクチャーも行いました。
そしてお待ちかねの、滝ランチタイムも! 絶景を眺めながら、お弁当をいただきます。
奥志賀渓谷の川床は海底火山活動でできた珍しい一枚岩。ここは普通の滝ほどの落差はないのですが、いろんな水の流れを見ることができます。涼しい風が吹き抜け、すぐ目の前では水の芸術が繰り広げられている……自然がつくってくれた最高のロケーションを思い思いに味わいました。
今回参加してくださった皆様と!美味しいお食事、暖かなおもてなし、
リッチな気分で優雅な滞在をさせていただいたホテルの前で
「癒されながら綺麗になる2日間」をテーマに開催した今回のツアー。せわしない生活では忘れがちなことも、非日常の場にやってくることで思い出すことができます。わたしたちは日々、豊かな自然の恩恵を得て暮らしているし、そしてわたしたちもその一部です。そんなことにあらためて気づくことができれば、それが一番の癒しにつながるし、滝鑑賞もヨガも、それを促進してくれる役割があると思っています。
ヨガとのコラボはまた今後も開催していきますので、興味がある方はぜひ参加してみてくださいね。
文・写真:坂崎絢子