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ボン・ジョルノ!こんにちは、水ソムリエ&水鑑定士の竹村和花です。
いよいよ新年度が始まり、新入生や新社会人の初々しい姿が目に入ってきます。今日は新しい環境を上手に乗りきるためのメンタル・ケアをテーマにお話ししていきます。
春の気配を感じ始めるこの季節、美しい朝やけのひとときを見つめているだけでもココロが透き通ってきます。そんな美しい朝の空気に包まれるだけで、自然ととても美しい表情になる――旅先のポスターのような表現ですが、まんざら嘘という訳でもありません。
実は、キレイなものに感動したり楽しいことを考えたりしているとき、脳の中では幸せホルモンが放出されています。幸せホルモンとは医学的には「セロトニン」と「オキシトシン」という2つのホルモンのことをさします。
この「セトロニン」は、睡眠をコントロールするホルモンと深くかかわっており、極端な話し毎朝5〜30分朝陽を浴びるだけでもセロトニンが活性化すると言われています。
そのため、春先一日の始まりに美しい朝陽を浴びながら深呼吸したり、こころをリラックスさせる時間をもつ事は、幸せホルモンを刺激する上でとても効果的です。
さてこの幸せホルモン「セトロニン」ですが、私たちのココロや考え方などメンタルの動きとどんな関わりがあるのでしょうか。
セロトニンには精神を安定させる働きがあるとされており、幸福を感じやすくすることから「幸福ホルモン」や「幸せ物質」と呼ばれています。
同じお天気や仕事上のささいなアクシデントでも、悲観したり気にする人もいれば、まったく気にしない人、逆にポジティブにとらえる人もいますよね。もちろん性格的なこともありますが、幸せホルモンが沢山出ている時は、小さなアクシデントに振りまわされることなく、安定した気持ちで過ごすことができます。
同じ24時間を過ごすなら幸せな気持ちで、あるいは小さなことに動揺することなく安定した気持ちでポジティブに過ごしたいものですよね。そこで幸せホルモン「セトロニン」を増やすためには、セトロニンを作りだす材料(成分)がたくさん含まれている食材を意識して食べることがポイントとなります。
セトロニンを作るのは、トリプトファンというアミノ酸の一種です。トリプトファンを沢山含んでいる食べものには、バナナや乳製品(チーズやヨーグルト、バター)、大豆食品(豆、豆腐、納豆、豆乳、きなこ)のほか白米などがあります。
またトリプトファンから「セトロニン」を作るプロセスで活躍するのがビタミンB6。手軽に食べられる食材で言うとナッツ類です。
またこうした食事など口から入った栄養分を消化・吸収するといった代謝活動を助けてくれるのが必須ミネラルや水分になります。また1日に必要とされる水分量(約2L)を充分補給することも大切です。
カラダの中に吸収された水は、体内環境を整え、幸せホルモンの素となる栄養素の吸収や代謝をサポートしてくれる働きがあるのです。
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