今、「ヘルシーで美しい身体」と称賛されるのは、腹筋や背筋が鍛えられたようなボディよりも、身体の芯がしっかりとしている人ではないでしょうか。
見た目に筋肉がスゴいわけではないのに身体のラインが美しく、不安定なポーズであってもしっかりボディをまっすぐ維持できる、そんな身体に不可欠なのが「体幹」です。
とは言っても、自分の体幹が強いのか弱いのかわからない人も多いはずです。そこで、体幹が弱い人の特徴を4つご紹介しましょう。
体幹の強さとは、骨格や内臓にとても近い位置にある筋肉“深層筋”が、どれだけ鍛えられているかということに関係しています。しかし深層筋が弱いと、姿勢をまっすぐにする力も弱く、姿勢が悪くなってしまいます。
全身のバランスがとれていない、猫背でいつも背中が丸まっているような人は、体幹がしっかりしていないことの表れでしょう。
体幹が衰えていると、身体の軸となる全体のバランスが崩れてしまったり、骨盤や骨格も正しい位置にない可能性があったりします。食べ過ぎや飲み過ぎなど思い当たる節がないのに、いつもお腹だけポッコリと出ているのなら、体幹が弱いと疑ってみましょう。
腹筋を鍛えるよりも、体幹を鍛えるようにした方がよいかもしれません。
体幹がしっかりしているということは、深層筋もしっかりしているということで、基礎代謝が高くなります。食事制限をしても運動をしてもなかなか痩せない…と思ったら、体幹を鍛えることに注力してみるとよいかもしれません。
肩こりに主に関わりのある筋肉は、肩から背中の上部にある筋肉です。しかし、体幹が弱いと身体のバランスが崩れやすいため、長時間のパソコン作業や仕事などによって肩周辺に疲労がたまり、よけいに肩のこりを感じやすくなるのです。
ここでご紹介した特徴に、ひとつでも自分が当てはまっているのなら、体幹が弱っていたりするかも…。いくつになってもシャキッと健康であるために、体幹を意識して生活してみてはいかがでしょうか。
文:佐藤まきこ
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