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過去のトラウマが原因?ストレス障害の種類とその治療法とは

過去のトラウマが原因?ストレス障害の種類とその治療法とは

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過去のトラウマが原因?ストレス障害の種類とその治療法とは

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過去にあった事件や事故、命に危険を及ぼすほどの危険な体験が記憶となって心に蘇り、そのことが原因で日常生活に支障をきたすことがあります。

また、現在自分が置かれている環境や状況に多少の無理をしながらも適応しようと試みることによる心の負担が、ストレス障害となる場合もあるかもしれません。

そこで今回はストレス障害の種類と原因、またその対策法について紹介するので参考にしてみてください。

ストレス障害の種類と原因

ストレス障害は日常的な状況への不適合などによるものや、地震や津波などの天災、事件や事故、いじめや虐待などの命の危機にさらされた過去の出来事が、心の傷となり記憶として蘇る、いわゆるトラウマが原因だと言われているものです。

ストレス障害には主に3つの種類があります。ストレスを体験してからどのくらいの期間で発症するのか、発症した症状はどのくらいの期間続くのか、またストレスの性質や症状により分けられるので、それぞれのストレス障害の違いと原因を見てみましょう。

心的外傷ストレス障害(PTSD)

心的外傷ストレス障害とは、地震や津波、火災などの自然災害や、いじめや虐待あるいは戦争といった暴力行為、または不慮の事故といった命を脅かすような経験をし、ストレスを受けた記憶がそのあとの似たような体験や夢などにより蘇ってしまい、本人の大きなストレスになってしまうものです。

またそれらの症状が日常生活を送る上での障害となってしまい、その内容としては過去の重篤な体験がフラッシュバックすることによるパニック発作や、感情や反応といった精神機能の麻痺などが挙げられます。

それらは事故などの4週間から3ヶ月以内に発症し、1ヶ月から中には1年以上という長い期間続いてしまう場合もあるのが特徴です。

急性ストレス障害(ASD)

心的外傷ストレス障害と同じく、生命を脅かすほどの非常に強いストレスにさらされた直後の4週間以内に発症します。

不安、過敏、イライラといった精神障害や、動悸、呼吸困難、震えといった身体障害などが見らるのが特徴です。その症状は2日間から4週間ほど続きますが、そのあとは次第に治まっていくでしょう。

これはいわゆる一過性のストレス障害ですが、それ以上続く場合は先述した心的外傷ストレス障害と診断される場合もあります。

適応障害

過去の体験や経験によるトラウマではなく、現在の自分の身の回りの状況などによるストレスが原因となって発症する障害です。

その症状は、抑うつ、不安といった感情障害や、不眠や過食、拒食などの摂食障害、日常生活への不適応などが見られます。ストレス体験後3ヶ月以内に発症し、ストレスの状況が終わったあとの6ヶ月以内に終息していくものです。

ストレス障害が発症したときの治療法

それぞれのストレス障害の治療法にはどのような方法があるのでしょうか。

心的外傷ストレス障害の治療法

ストレス障害の治療法は大きく分けて薬物療法と精神療法があり、薬物療法は主にSSRIを使用します。

SSRIにはセロトニンの量をバランスよく保つ役割があり、セロトニンには心のバランスを整えるという働きがあるので、そのセロトニンの量を一定に保つということは、ストレス障害にとって効果的な手段といえるでしょう。

他は症状に応じて、三環系抗うつ薬やベンゾジアゼピン系抗不安薬を用いることがあります。また精神療法は、過去のトラウマ体験をなかったこととして記憶から消し去ろうとするのではなく、実際に体験したこととして受け入れられるようにするのが重要です。

やがて本人が、過去の一つの出来事として話せるようになることで、ストレス障害克服への道が拓けてきます。医師やカウンセラーとの定期的な面談などで、過去に起きた出来事を現実的に捉える考え方を身につけることができれば、問題はゆっくり解決するでしょう。

急性ストレス障害の治療法

心的外傷ストレス障害と同じく薬物療法と精神療法があり、主に薬物療法ではSSRIを用いて心のバランスを整え、また三環系抗うつ薬やベンゾジアゼピン系不安薬を用いることもあります。

一方精神療法では認知行動療法を中心に、障害を受け入れやがて克服していくという手段をとるのが特徴です。

適応障害の治療法

ストレスの原因は何かを明らかにし、それを和らげていくことが求められます。仕事の量を減らす、役割分担を見直すなど、ストレスの原因となるものを軽減させることは有効です。

ただし度合いによっては、ストレスを回避させるために休職や休学などが必要になる場合もあるでしょう。

またカウンセリングなどを通し、ストレスの原因をカウンセラーとともに、問題を探り明らかにしいく方法もあります。

このように心のバランスをとる方法に加えて、ときには抗不安薬や抗うつ薬などを並行して行うこともありますが、薬物療法は根本的な解決方法ではありません。

まとめ

ストレス障害は各人の症状や度合いによりその治療法が異なります。医師やカウンセラーとよく相談をして、最良の治療法を選択するようにしましょう。

場合によっては家族や同僚といった周囲の人たちの協力が、本人の自主的な症状克服への大きな助けとなることがあります。私たちは普段からの気配りや心配りが、ストレス障害の予防にもなることを忘れてはいけません。

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