パソコンやスマートフォンを長時間操作することが増え、同じ姿勢を取り続けることが多くなりました。それが原因となり、肩甲骨に問題を起こす人が増えています。背中の筋肉が固まり血流が低下すると、胃痛などの不快な症状にもつながりかねません。
背中の凝りは、ストレスによる自律神経の乱れかもしれないので注意しましょう。足などと異なりセルフマッサージが難しい背中ですが、タイ古式マッサージやオイルマッサージを受けることで、凝りを解消することができます。
今回は背中の凝りと体調の関係、それらに対する効果的なマッサージについて紹介します。
背中には左右の肩甲骨があり、本来は足や手の関節と比べて可動域が広いのでほぐれやすい部位です。しかし、パソコンの普及やスマートフォンの利用が生活の大きな割合を占めていることから、前のめりの姿勢で過ごす時間が長くなり、可動域が小さくなりつつあります。
そのため肩甲骨周辺や背筋が運動不足になり、血行不良になってしまうこともあるようです。
背中の凝りと自律神経のバランスには関係があり、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスなどが続くと、自律神経内の交感神経が常に優位に活動します。
交感神経が働いているときは、心肺が活発に動いて血管が収縮した状態になるので、自律神経の乱れがあると背中や肩の凝りが起こるのです。背中の凝りは自律神経の乱れのサインかもしれません。
同じ姿勢を長時間続けると、背中の筋肉が固まって血液の流れが悪くなります。背中の血流が悪くなると、そばにある胃腸の動きにも影響を及ぼし、消化不良や胃もたれ、吐き気を引き起こすことにもなりかねません。
さらにそのまま我慢を続けていると、胃炎や胃潰瘍にもなる可能性も出てくるので注意が必要です。
長時間同じ姿勢でいることで背中の血流が悪くなり、胃腸の病気を引き起こすことがあります。また、背中や肩の凝りは自律神経の乱れを起こしているサインかもしれません。
どちらにしてもそのままの状態でいることは良くないので、凝りを解消した方が良いでしょう。背中の凝りにはマッサージが効果的ですが、背中は足などと異なりセルフマッサージは困難です。
そこでとくにおすすめな2つのマッサージを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
タイ古式マッサージでは背中を伸ばしマッサージをする以外にも、背中を反る姿勢のストレッチも行います。同じ姿勢を取り続けていることによって生じる背中の凝りや猫背などは、背中に面した多数の臓器の機能の妨げになると考えられています。
ストレッチを取り入れたタイ古式マッサージは、背中の凝り解消におすすめのマッサージです。
オイルマッサージではアロマオイルなどを使ってマッサージを行います。使用するオイルの特徴によっては、リラックス効果を高める作用があるので、ストレス解消に役立つでしょう。
オイルを使ったマッサージで背中全体の凝りをほぐし、溜まった老廃物を体外にスムーズに排出する手伝いをしてくれます。好みのアロマオイルで気持ちがリラックスし、ストレスから解放されるのでおすすめです。
疲労を回復するには、医療機器として高い信頼と評価を得ているオムロンの低周波治療器がおすすめです。 多彩な強さ・モードで幅広いコリ・痛みを治療することができるため、簡単な操作でしっかりと疲労回復を実現することができます。
背中の凝りは自律神経の乱れのサインの可能性があります。自律神経のバランスが乱れると内臓や精神的な部分も含め、あらゆる不調が進んでしまうかもしれません。また背中の凝りから胃腸の機能が低下し、食欲不振や吐き気などを起こすこともあります。
背中の凝りを感じたら我慢しないで改善するように心掛けてみましょう。