下半身の筋肉を鍛えるのに有効な「スクワット」。筋トレには欠かせませんよね。それと同時に、冷え性を解消する効果があるのをご存じでしたか?しかも、温めの即効性もあるといわれています。冷え体質を改善するために、スクワットが有効な理由と効果的なタイミングを併せてご紹介します。
スクワットが冷え解消、温活に役立つのはなぜでしょうか?その理由を見ていきましょう。
筋肉は、身体の熱の約4割を生み出しているといわれています。筋肉が多ければ多いほど、体熱が生まれやすく、冷えにくい身体になるというわけです。
スクワットは、脚を肩幅よりやや広く開き、背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと腰を下ろし、また上げるという動きを繰り返す運動。腰、太もも、脚などの筋肉を一度に鍛えることができます。これらの筋肉は、身体全体の筋肉の70%以上を占めています。
つまりスクワットは、多くの筋肉を効率良く鍛えられるため、冷えにくい身体を効率的に得られる方法といえるのです。
そこで、スクワットを実践するコツを2つご紹介します。
スクワットは入浴前に行うと、より冷え解消の効果が高まるといわれています。スクワットを行ってから入浴すると、発汗が促されるからです。
入浴で身体が芯から温まると、汗とともに老廃物を排出することができます。また、入浴後にストレッチをすると、より代謝が高まり、冷えにくい身体づくりができます。
スクワットを人前で行うのは、ちょっと気になりますよね。ですが、仕事中のオフィスなどでも冷えを解消したいという人は、「かかとの上げ下げ」をしてみましょう。まっすぐに立ち、かかとを上下に上げ下げするだけの方法です。
冷えは運動によって、ある程度改善するといわれており、特にスクワットは効率的。入浴前のスクワットや、かかとの上げ下げを続け、身体の内側から熱を発することのできる身体をつくりましょう!
文:リズム編集部
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