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早朝高血圧を改善する方法5選:日常生活の中でできる対策でリスクを減少

早朝高血圧を改善する方法5選:日常生活の中でできる対策でリスクを減少

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早朝高血圧を改善する方法5選:日常生活の中でできる対策でリスクを減少

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日本の高血圧の患者数は、男性445万人以上、女性568万人以上と言われています(2014年 厚労省「患者調査」より)。

高血圧は他の合併症を併発する可能性が高い疾患です。高血圧と知っていれば日頃から対策が可能ですが、なかには朝にだけ高血圧になる「早朝高血圧」というものがあります。

今回は、目立った症状もないため発見されにくい疾患の1つである早朝高血圧の原因と対策をご紹介します。

早朝高血圧とは?


起床してから睡眠するまで、血圧は常に一定ではありません。通常は朝から少しずつ上昇して、よく動く日中には高くなり、そして夜に向かって少しずつ下降し、睡眠中はさらに低下していきます。ほかにも運動、食事、ストレス、緊張、入浴といった体や心の変化も関係しているのです。

早朝高血圧の場合、起床時から徐々に上昇する血圧が早朝に急激に上昇します。たとえば、治療のため病院に通院していても早朝高血圧だと日中の血圧が正常なので、定期的に検査をしていても見過ごされやすく、なかなか気づくことができません。

自覚症状もないために、知らないうちに脳卒中や心筋梗塞などを発症する可能性は増加しているのです。

実際に早朝は血圧も固まりやすく、脳卒中や心筋梗塞が日中の約3倍も早朝に発生しています。そのため、早朝高血圧はなによりも早期発見+対策が必要です。

早朝高血圧の原因

1. 高齢者

年齢を重ねるごとに高血圧の患者は増加傾向にあります。本来、早朝から血圧が上昇するのは心臓や交感神経が活発に動くためであり、若い年代では必要不可欠な上昇です。

しかし、高齢者や高血圧の人の場合、特に早朝は血液がスムーズに流れていません。そこに血圧の上昇が起きると血管が破れて脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まってしまいます。

2. 気温差

布団から出たときの急激な温度差は、末梢神経を刺激して血圧が上昇しやすいです。特に朝は膀胱に尿が溜まっており、交感神経も緊張状態なので、排尿前後の血圧変動は大きくなります。

ほかにも寒い場所から入浴するときや温度差があるシーンでは脈拍や血圧が急上昇し、心臓に負担がかかって危険な状態を招く可能性があるので注意が必要でしょう。

3. 降圧剤の効果が不十分

高血圧治療に使用される降圧剤ですが、調査によると薬を服用しても2人に1人は早朝高血圧と言われているそうです。このケースでは、通常夜間に下がるはずの血圧が下がらず、そのまま起床後になだらかに上昇していきます。

原因は、薬の効果が不十分、糖尿病、高齢、などが主ですが、ほかにもストレス、自律神経の乱れ、睡眠不足、暴飲、閉塞性無呼吸症候群が考えられるでしょう。

早朝高血圧の対策

では、どのようにしたら早朝高血圧を改善することができるのでしょうか。全体的な血圧を下げることも必要ですが、まずは日常の対策からリスクを減少させるところから始めてみましょう。

1. 血圧測定

どちらか片方が起床時の血圧の上が135mmHg以上、下が85mmHg以上の場合、早朝高血圧の可能性が高いです。普段は正常値の血圧の人でも、起床時の数値を血圧計で測定してみましょう。

2. 起床方法

起き上がるときは、深呼吸しながらゆっくりとした動作を心がけます。布団で寝返りをしたり、手首や足首だけを動かしてから起床するだけで、血圧はゆっくりと上昇していきます。そうすることによって、急激な血圧の変動を回避できるでしょう。

3. 食生活の改善

サラサラな血液は食生活でつくれます。塩分、糖質、飲酒、喫煙は極力控えて、バランスのとれた食生活をしましょう。油分を多く含む揚げ物よりも、食物繊維や抗酸化物質を多く含む食事がおすすめです。

4.メタボリックシンドロームを予防する

早朝高血圧の原因の中にメタボリックシンドロームが挙げられます。メタボリックシンドロームによって内臓に脂肪が溜まっていくことで、早朝高血圧に繋がってしまう場合もあります。

一見すると内臓の脂肪は、早朝高血圧には関係がないように思えますが、実はこの内臓脂肪から分泌される成分には、交感神経の働きを高める作用があることが明らかになってきました。

交感神経にも影響を及ぼす可能性のあるメタボリックシンドロームを予防し、内臓脂肪を溜め込まないようにすることは、早朝高血圧の予防にも繋がります。早朝の急激な血圧の上昇を防ぐために、ストレスを溜めたり、運動不足の状態に陥って、メタボリックシンドロームにならないように注意しましょう。

5. 運動療法を取り入れる

早朝高血圧を防ぐには、運動療法も効果的です。ただし、このときいきなり筋トレや、激しく動くような運動は控えましょう。まずはウォーキングなどの簡単な有酸素運動から始めることが望ましいです。

20分程度の簡単な運動を日常生活に取り入れることで、早朝高血圧になってしまうリスクを軽減させられるので、ぜひ試してみるとよいでしょう。

まとめ

突然死の危険性もある早朝高血圧。血圧を測定する習慣が発見の第一歩です。気になる数値である場合は、早急に医療機関への受診をおすすめします。早期治療によって進行を防ぎましょう。

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