乾燥肌は、体質だからと諦めていませんか?男女問わず気になってしまう、乾燥肌の改善方法をご紹介します。
乾燥肌でお悩みの方は、洗顔が足りないか、洗顔しすぎているかで二極化しているようです。おすすめはぬるま湯での洗顔です。
洗いすぎている人は、ゴシゴシ顔をこすっていませんか?必要な皮脂まで洗い流してしまうと、乾燥肌の原因になります。洗顔は、朝夜の2回で十分です。泡で汚れをつつみこむようなイメージで、優しく肌を撫でて洗います。
洗顔料、クレンジング剤ともに、刺激が少なくて保湿力の高いものを選びましょう。特に、クレンジング剤は化粧を落とすものなので、どうしても肌に刺激が強くなりがちです。
素早く洗顔することで、肌に対するダメージを最小限に抑えられます。
洗顔後は必ずスキンケアをしましょう。皮脂や汚れが落ちた肌は無防備です。最低でも化粧水はしてください。そのうえに乳液や保湿クリーム、オイルなどを塗りましょう。
子育てや家事に追われている人は、なかなか時間がとれないことも。そんな場合は、マスク状のパックを使ってみましょう。10分〜15分でかなり効果が出ます。家事をしながらでもできるのが魅力です。
食べ物に気を付けることによっても、乾燥肌は改善できます。特に乾燥肌に効果があるといわれる栄養素は、ビタミンA、B、C、E、セラミド、α-リノレン酸、亜鉛などです。
ビタミンAは緑黄色野菜に、ビタミンBは豚肉、レバー、卵、大豆、納豆などに、ビタミンCはレモン、ビタミンEはゴマ、アーモンド、セラミドはコンニャク、ひじき、α(アルファ)-リノレン酸、はアマニ油・エゴマ油に多く含まれています。
意外と思われるかもしれませんが、衣服の摩擦が乾燥肌を助長していることがあります。
特に、化学繊維は摩擦が強いため、肌を傷つけやすいといわれています。直接肌に触れる下着は、コットンやシルクなどの自然素材がおすすめです。
縫い目やタグがあたってかゆみを覚える方は、タグはとってしまいましょう。縫い目のない衣服もありますので、気になる方はこちらを選択しましょう。
入浴するとお肌がうるおったような感じになりますが、実際はそうではありません。入浴中に、肌のうるおいを保つ保湿因子が流れてしまっています。
また、身体を洗う時のタオルやブラシなどの摩擦が、肌に刺激を与えています。石けんを泡立て、優しく手で撫でるように洗いましょう。入浴後は肌の乾燥が一気に進んでしまうので、入浴後5分以内に丁寧なケアをできるかが勝負になります。
顔だけでなく身体にも、保湿剤を使いましょう。
文:編集部ライター Y.Y