ヨガには様々な流派があるので、これからヨガを始めようと考えている人は迷ってしまうかもしれません。最近、日本でも少しずつ知られるようになってきたシバナンダヨガも、数ある流派の1つ。それぞれの特徴を知り、自分に合ったヨガを見つけることが大切です。
今回はシバナンダヨガの特徴や代表的なポーズと効果を3つ紹介します。リラクゼーション効果の高いヨガなので、癒しを求めている人はぜひ参考にしてください。
シバナンダヨガとは、西洋医学の医師であるスワミ・シバナンダ氏の弟子であったスワミ・ビシヌ・デバナンダ氏が考案したヨガです。伝統的な古代ヨガがベースとなっており、世界的にも定着しています。
「2種類の呼吸法」、「太陽礼拝」、「12種類のポーズ」、「瞑想」という大きく分けて4つの内容で構成されているのが特徴です。体を動かすことに重きを置いたヨガとは少し異なり、精神性を意識した癒しのヨガと言われています。
悩みやストレスを抱えやすい現代人にとって、心身の安定を図る点で最適なシバナンダヨガ。ぜひ習慣に取り入れてみましょう。
シバナンダヨガは、12種類のポーズで構成されています。今回は代表的な3つのポーズと、その効果を見ていきましょう。難易度が高いポーズもあるので、ヨガ教室やDVDなどを利用して、正しい方法で取り組むことを意識してみてください。
頭立ちのポーズは、アーサナ(ヨガのポーズ)の王様と呼ばれるほど大切です。頭に刺激を与えることで、心を鎮め、自分の状態を感じることができます。内臓機能の調整、血液循環や眼精疲労の改善といった効果も。
頭のてっぺんと両ひじを床につけて倒立するポーズですが、初心者には少し難易度が高いです。インストラクターなどから正しい方法を学び、少しずつできるようになることが望ましいでしょう。
肩立ちのポーズは、アーサナの女王と呼ばれています。頭立ちのポーズをした後で行い、肩と肘を土台にして、足を上に伸ばすポーズです。むくみの改善や緩和、肩こり改善、腹筋や脚の引き締め、バランス感覚向上、ストレス解消といった効果があります。
倒立のような感じではなく手で腰を支えるので、頭立ちのポーズと比べれば難易度は高くないでしょう。ただし、首を痛めないために正しい方法で行い、無理をしないように気をつけてください。
仰向けの状態から足を上げて、さらに頭の向こうへ足を下ろすポーズです。肩立ちのポーズから続けて行うこともあります。最初から完璧に行うことは難しいので、無理にできなくても問題はありません。
腰痛予防や、お尻のシェイプアップに効果的。肩周辺の筋肉をほぐす効果もあるので、デスクワークなどでむくみに悩んでいる人にもおすすめです。
今回はシバナンダヨガの特徴、代表的なポーズと効果を3つ紹介しました。ヨガにリラックス効果を求める人にとっては、ぴったりなヨガです。代表的なポーズはレベルが高いものもありますが、無理せず徐々に慣れていきましょう。
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