毎日の食事内容をメモにとるだけで、自然と食べものへの意識が高まり、体重をコントロールできるようになるダイエット法があります。
それと同じように、何気なく行っていることでも、毎日手帳に書き留めることで、自分の身体のリズムを知ることができ、より健康に美しく暮らしていけるのです。
そこで今回は、女性が、どんなことを手帳に書き留めていくべきか、その内容をご紹介しましょう。
女性ならば必ず書き留めておきたいのが、生理のサイクル。生理周期によって痩せやすい期間や、逆にダイエットには向かない期間があり、それを、きちんとカレンダー上で把握することができます。
妊活中ではなくとも、女性の身体の変化のバロメーターとなる基礎体温は、一度は測っておくべき。
生理に関することや子宮検診など、もしも産婦人科で何か相談したいことがあったとき、基礎体温や生理周期を書き留めたメモがあると、身体のコンディションを示すひとつの材料として必ず、役立ちます。
女性の肌の状態は、良いときがあれば悪いときもあるもの。そんな肌の状態についても簡単にメモをとっておくと、たとえば「外食した後にニキビができる」や「生理前は肌がざらつきがやすい」などの傾向が見えてくるでしょう。
すると、どのようなときに肌荒れを予防していくべきか、スキンケアの対策も自分でわかってくるはずです。
体重の数値が大きくなればなるほど、それを手帳に書き残すことは誰だって気が乗りません。
それでも、毎日の体重を書き留める習慣をつけていれば、食事の際に「もうそろそろ食べるのはやめておこう」と量をセーブするようになり、体重コントロールができるようになっていくでしょう。
女性の出産や生理には月の満ち欠けが関係しているといわれ、満月が近いと、普段より早く生理が始まったり、心が落ち着かなくなったりすることもあるでしょう。
満月や新月など月の動きがわかるカレンダーを使えば、そんな不思議な月の満ち欠けと身体とのつながりが見えてくるかもしれません。
ここで紹介した項目すべてを書き留める必要は、決してありません。自分にとって必要と思うものを抜粋して行ってみましょう。また、それぞれの項目について細かくメモをとるより、シンプルな短いメモでも毎日続けていけるようにしましょう。
文:佐藤まきこ
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