飲み過ぎた翌日、顔や足がむくんでいるという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。それだけでなく、体重も増えてしまったという方もいるかもしれません。
今回は、むくみと体重の関係と、むくみによる体重増加を防ぐ3つの方法をご紹介します。むくみが原因で体重が増加し悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
人間の体は代謝が悪くなると水分や老廃物が体に溜まり、顔や足がむくんでしまいます。むくんだからと言って、体重がすぐに増加することはほとんどありません。しかし、代謝が悪くなることで痩せにくい体質になり、結果的に体重が増えることになります。
注意しなければならないのは、病気のサインとして体がむくみ、体重が増加する場合です。むくみが現れる病気には、腎臓疾患が挙げられます。
足のむくんだ箇所を押してみてください。跡が残ったり、戻りが悪いなどといった場合は、病院で診てもらいましょう。むくみが酷くない場合、体重が1〜2kg増加しても心配する必要はないと言われています。まずは、日頃の生活を見直してみましょう。
むくみによる体重増加を防ぐには、生活習慣を改める必要があります。できるものから少しずつ生活に取り入れてみましょう。
ファーストフードやコンビニ弁当など塩分の多い食事を摂ると、のどが渇いて水分を多く摂りすぎてしまい、むくみの原因となってしまいます。外食は栄養が偏ってしまいがちなので、なるべく自炊をして、栄養バランスを考えた食生活を心がけましょう。
冷たい食べ物や飲み物も、体を冷やしてしまい、代謝を悪くさせます。体を温める食事を摂るようにしましょう。
シャワーで済ます方も多いようですが、毎日湯船に浸かって体を温めることをおすすめします。シャワーより湯船に浸かるほうが血液循環も良くなり、代謝もアップして太りにくい体になるからです。
理想の入浴法は、熱すぎないお湯にゆっくりと浸かり、体の中まで温まること。じんわりと額に汗がにじむくらい湯船に浸かり、入浴後の水分補給も忘れずに行いましょう。
むくみには代謝を上げることが一番の対策ですが、運動をして筋肉をつけることで血流を良くし、代謝も上げることができます。ジョギングやウォーキングを日課にできれば理想的ですが、エスカレーターを使わずに階段を使うことでも、十分な運動量になるでしょう。
まずは、運動量を増やすことよりも、三日坊主にならないように継続することを目標にしてみてください。
むくみと体重増加には、代謝が大きく関わっています。むくみによって体重が増加してしまわないように、食生活の見直しや日常でのちょっとした運動を心がけてください。代謝をアップさせて、むくみによる体重増加を防ぎましょう。
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