運動不足解消や、ダイエットに効果的なウォーキング。誰でも手軽に始められる最も身近なエクササイズであり、健康増進のためにもとても効果的な運動ですよね。
そして、このウォーキングは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を分泌させるのに効果的な運動でもあることをご存知ですか。
憂鬱なとき、スッキリ気分転換をしたいときこそ、一歩外に出てウォーキングを行ってみましょう!
セロトニンを効率的に分泌させるには、以下のコツを意識して歩くのがポイント。心地よく歩くことをモットーに、少しずつコツをつかんでいきましょう。
セロトニン神経は、光に当たることで刺激され、その結果セロトニンの分泌が促進されます。ですので、日光が当たる時間帯にウォーキングを行うことが効果的。とくに朝の日光が出ている時間帯が良いので、早朝ウォーキングがおすすめです。
規則正しく繰り返し行うリズム運動は、セロトニンの分泌促進に効果的です。ウォーキング中は、一歩一歩リズムを意識しながら歩き、規則性を保つようにしましょう。
頭を空っぽにしてウォーキングに集中することも、気分転換にはとても大切。できる限り、早歩きをすることでウォーキングに集中しやすくなり、リズム運動の規則性も保たれます。
ウォーキングのはじめは、「ハッ(吐く)、ハッ(吐く)、ハッ(吐く)、ス―(吸う)」と「3歩吐いて4歩目に吸う」という呼吸を繰り返します。徐々に身体が温まってきたら、「ハッ(吐く)、ハッ(吐く)、ハッ(吐く)、ス―(吸う)、スー(吸う)」と、吸う回数を1回増やしていきましょう。
呼吸を意識して行うことで自律神経に働きかけ、セロトニンの分泌を増やすことができるといわれています。
疲れるまでウォーキングを行ってしまうと、乳酸という物質にセロトニンの分泌を抑制されてしまいます。ですので、ウォーキングは疲れるまで行わず、無理のない範囲で行うことを心がけましょう。
心が落ち込んでしまったとき、少しでも余力があれば、ぜひ外に歩きに出かけてみましょう。
道の草花、木々、そして空を見たりしながらのウォーキングは、きっと心を少し楽にしてくれますよ。
文:erica
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