リフレクソロジーは簡単に言うと、台湾式と英国式がある足裏マッサージのことで、体の様々な不調を解消するために役立ちます。イギリスでは、病気の治療にも活用されているほどです。
施術は整体やサロンなどで受けることができます。また自宅でも簡単にできるので、日常に取り入れることがおすすめです。今回はリフレクソロジーとその効果、セルフマッサージ方法について紹介します。毎日コツコツ続けていくことで、より健康的な生活を送ることができるでしょう。
リフレクソロジーとは足裏を刺激していくマッサージで、別名はゾーンセラピー、反射区療法です。ツボという表現は使わず、体の部分と対応している場所を反射区と呼びます。
反射区を刺激すると、末端の刺激が脳や脊髄などを経由して筋肉や内臓に伝わり、全身を活性化させるので体の痛みやコリといった悩みに効果的です。
反射区を刺激すると、良い状態になろうとする作用が働きます。例えば、疲労が溜まって動きが悪くなっている部分を刺激すると元気な状態に戻し、活性化させようとするのです。
また、リフレクソロジーには癒しの効果もあります。足の親指は頭と対応しており、全体をほぐすようにムニムニと刺激すると深いリラクゼーション効果を感じられるので、不眠やストレスが溜まっている人にもピッタリです。
セルフマッサージをするときは、いきなり足裏を刺激するのではなく、まず足首をほぐしておくことが大切。血液やリンパの流れが良くなり、老廃物を排出しやすくなるという大きなメリットがあります。効果を高めるためにも、忘れずに行ってください。
しっかりと事前準備ができたら、次は実際にセルフマッサージを行いましょう。人差し指から薬指にかけて関節部分を使い、足裏の指先からかかとに向かって流しながらほぐしていきます。
下半身太りが気になる人は、腎臓・尿管・膀胱の反射区ライン(足裏真ん中のへこんだ部分から土踏まずを横切ったライン)を人差し指の関節で刺激しましょう。誰でも痛いと感じる反射区の1つです。刺激することで体内老廃物の排出が良くなり、むくみの防止にもつながります。
首のコリを解消したい人は、首の反射区である親指の付け根をコリコリと揉みほぐしてください。生理不順に悩む人は、くるぶしの外側、内側の下あたりに子宮や卵巣の反射区があるので、しっかりと刺激しましょう。
今回はリフレクソロジーについて、効果とマッサージ法も合わせて紹介しました。反射区を痛気持ちいい程度の力で刺激をすると、内臓などの働きが活性化し、不調を改善する効果が期待できます。足裏がしっかりほぐれるので、癒し効果も高いです。
マッサージを自分で行う場合、反射区の場所を気にすることなく、ただほぐすだけでも効果はあります。手軽さがリフレクソロジーのメリットなので、日々の習慣にして疲れを取り除きましょう。
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