これから晩秋にかけては、一日日一日と寒さが身にしみてくる季節です。
過去のRhythm記事で、冷え対策のおすすめグッズ靴下を紹介しましたが、本日は衣服の小物で重要な、「首・手首・足首」という身体の3つの“首”を、しっかり温める温活グッズをご紹介します。
なぜなら、これらの部位は、薄い皮膚のすぐ下を太い動脈が通っており、ここを冷やすと身体全体が冷えてしまうからです。この3つの首の中でも、特に「首」は、身体の大切な神経が集まっている部分。首を冷やすと首の筋肉が硬直し、自律神経に支障をきたします。これがいわゆる不定愁訴の原因のひとつでもあるのです。
首を温めるグッズとしては、マフラー、ストール、ネックウォーマーなどのほか、スカーフやバンダナを巻くだけでも保温になります。
出展) http://item.rakuten.co.jp/ : ネックウォーマー
手首を温めるグッズは、指なし手袋や手首ウォーマーなど(ただし緩めのもの)。
出展) http://tricotinmag.canalblog.com : 指なし手袋
出展) http://stylestore.jp : アームウォーマー
足首を温めるグッズとしては、レッグウォーマーや足首の隠れる裏起毛のショートブーツなどがおすすめです。
出展) http://shop-list.com/ : 裏起毛スエード配色アンクルブーツ
ちなみに、ロングブーツはあまりフィットしたものだと血行が悪くなり、逆効果ですので気をつけましょう。
ところで、今回ご紹介したものはすべて身体の外側から温める温活アイテムでした。でも、冷え性対策は、外側からも内側からも同時に実施するとより冷え解消の効果が見込めます。そこで、身体の内側からの温活方法として、食事と運動による方法をご紹介します。
冷えの原因の一つが、無理なダイエットによる食事量の少なさ。もし痩せたい一心であまり食べていないという人は、もしかしたらそれが冷えの原因になっているかもしれません。
食べ過ぎも冷えには良くありませんが、栄養バランスの整った食事をきちんと摂ることは、温活には欠かせません。
身体を温める食べ物、例えば根菜類や肉類なども意識的に摂取しましょう。特にたんぱく質は、熱を生み出す筋肉を作る重要な栄養素。積極的に摂取してみてくださいね。
また、発汗効果の認められているカプサイシンや、血行を良くするビタミンE、鉄分なども摂り入れたい栄養素です。
運動不足で筋肉量が不足していることも、冷えの原因の一つといわれています。スクワットを毎日続けるなどして筋肉量を少しでも増やすのがポイント。熱を作りやすくなります。駅や職場では階段を使用するだけでも変わってくるものです。
また、ウォーキングや水泳などの有酸素運動やストレッチなどもおすすめです。やっているそばから体温が上がりますし、代謝も盛んになります。日頃からの運動や筋トレ、やりやすい軽いものでもOKなので、ぜひ続けてみましょう。
冷えはまず今回ご紹介した3つの首を温める方法で、外側からの対策を行いましょう。そして、食事や運動・筋トレなど、内側からの冷えない身体づくりも肝心です。欠かさずに行って、冷えに強い身体に整えましょう!
いかかでしたか?
身体を外側から温めるためには、大切な3つの“首”を温めることがポイントです。手軽でおしゃれな温活グッズを用意して、この秋冬を乗り切りたいですね。
また、身体を内側から温める、食事や運動による温活方法も、合わせて実践してみてください。
文:風美紫紺
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