近頃、数日をジュースのみで過ごす「ジュースクレンズ」が話題となっています。生のまま絞った果物や野菜のジュースは確かに栄養満点、デトックス効果も望むことができそうです。しかし、「寒い時期だと身体を冷やすのでは?」そんな風に思っている方も多いはず。私もその一人。冷え込む日は例え常温でも野菜や果物に触れるのさえ寒いと感じてしまいます(笑)。
そこでオススメしたいのがジュースクレンズならぬ「スープクレンズ」。あのグウィネス・パルトロウも自身のサイトでレシピを公開するなど、海外セレブの間でひそかなブームを起こしているのです。スープクレンズは温かいだけでなく、食事としての満足感を得られるのも嬉しいポイント。空腹を我慢することなく温活&デトックスが実践できるのです。今回は、季節の食材とスパイスを使った誰でも簡単に作れる「オリジナルスープクレンズレシピ」をご紹介しますね!
(用意するもの)2人分
★ にんにく 1片
★ 乾燥しょうが 小1
★ 玉ねぎ 中玉1
トマト 大玉半分
大根 1/3本(上の部分)
塩麹 小1
シナモン 少々
大根の葉 飾り用
ココナッツオイル(適量)
(1) にんにく、玉ねぎ、トマトはみじん切り、大根は適当な大きさに切ります。
(2) ココナッツオイルを適量敷いた鍋に★を入れて、ほんのり茶色になるまで炒めたら、トマトを入れます。
(3) 次に大根、最後に塩麹を入れたら、弱火で蓋をして10分ほどコトコト煮込みます。
(4) 粗熱をとった(3)をミキサーにかけ、鍋に戻し軽くあたためます。シナモンを少量加え、最後に大根の葉を乗せたら出来上がり。
* 大根は甘みの強い上部を使ってください。また、かぶでも美味しく代用できます。
* (2)で長く炒めすぎると焦げるので注意してください。
* 乾燥ショウガがない場合はすりおろしたショウガでも構いませんが、あたためる力は乾燥ショウガが上! ショウガを乾燥させてミル等で粉末状にしたものや、市販のショウガパウダーなどを常備しておくとよいでしょう。
大根の旬は10月ごろから2月の終わりにかけて。今の時期は水分が少なくて甘みが強いので、濃厚な味わい深いスープを作るにはぴったり。消化酵素を多く含むため本来は生食がベターですが、スープで温かくすることでたくさん摂ることができます。また、リコピンなどの抗酸化成分が含まれるトマトの旬は春。タイミングが合えば摘みたてが手に入る可能性もありますね。
お好みでしょうがやシナモンの量を調整することでスパイシーに変化させることもできます。代わりにターメリックやガラムマサラを入れると強肝効果が増して、さらなるデトックス効果が期待できますよ。季節の野菜にいろいろなスパイスを組み合わせて自分オリジナルの「ホットクレンズスープ」を作ってみてください。
セラピスト Eriko