1年で最も太陽が出ている時間が短くなる「冬至」。2017年は12月22日が冬至になりますが、日照時間が短いということは、気温も下がり、寒さをより感じやすくなることに……。万全のあたため対策をして、この季節を乗り切りましょう。
冬至といえば「かぼちゃ」、あずきを使った「冬至粥」、そして「ゆず湯」。いずれも栄養価が高く、カラダをあたためる食材です。なかでも、手軽にトライできるのが「ゆず湯」。
ゆずに含まれている「リモネン」には、血行促進や風邪予防、さらには、お肌をととのえる美肌効果もあるといわれています。ゆずの香りにはリラックス効果もあるため、女性にはうれしいことづくめ。「ゆず湯」をする際には、丸ごとのゆずを湯船に数個入れるか、輪切りにしたり、切込みを入れたりしたゆずをお湯に浮かべましょう。
からだの内側から、ゆずのパワーをとりいれるのもおすすめ。ゆずが持つ「リモネン」「ビタミンC」は、皮のほうにより多く含まれているため、焼き魚に添えたり、鍋の風味づけにしたりと、お料理に使うときは、“皮ごと細かくきざむ”のがポイントです。
また、ゆずの果肉と皮をきざんで種を取り除き、ゆずと同量~8割程度のはちみつ(三温糖などの砂糖でもよい)とともに、熱湯消毒したビンに漬け込んで数日おけば、自宅で簡単に「ゆず茶」が作れますよ。できあがったゆず茶は、お湯で溶かして飲んでくださいね。漬け込むときに、スライスした「しょうが」を加えれば、あたため効果もアップしますよ!
今年の冬はぜひ、あたためにもキレイにもうれしい「ゆず」のチカラを活用してはいかがでしょう。
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