質の良い眠りを得るには、横になってから眠りに落ちるまでがスムーズであることも大事な要素です。眠りたいのになかなか寝付けない、または眠りが浅い、などの原因は「冷え」かもしれません。人が眠りに落ちるとき、体のなかから表面へ熱を逃がして体温を下げようとします。このとき、手足などが冷えていると表面まで熱が届かないのでうまく体温が逃げられません。体温が下がりにくい=寝つきが悪いということなのです。また、その後の眠り自体も浅くなってしまいます。
椅子に座り、まずは手を1分間ブラブラさせましょう。手についた水を払うように、力を抜いてただブラブラさせてください。次は足を、1分間ブラブラさせましょう。または足の指に手を絡めて、くるくると足首回しでも効果があります。たったこれだけです。手足がぽかぽかしてきたら大成功。赤ちゃんのように、いつのまにかウトウトと眠れるかもしれません。寝る前の日課として、1分エクササイズをとり入れてみてはいかがでしょうか?
「現代女流浮世絵師、京都マラソンを走る 青山剛×ツバキアンナ対談 Vol.4」 〜ランニングはオマケを見つけるとさらに楽しくなる(後編)〜