寒さが本格化してきましたが、皆さんは毎日どんな服装で寝ていますか。
毎日のパジャマを見直して、ほっこりぐっすり気持ちの良い眠りを手に入れましょう。
■ スウェット、ジャージはやめよう
スウェットやジャージを着て寝ている人はいませんか。それらは部屋着としては良いですが、寝る時にはお勧めできません。分厚い生地は一見すると冷え防止になりそうですが、寝返りがうちづらく、体全体の血行が滞り、冷えや肩こり、腰痛に繋がります。寝返りしやすい薄手のパジャマに着替えて、眠りの質を向上させましょう。
■ パジャマの選び方
パジャマにも様々なデザインがありますが、体を締め付けないゆったりしたデザインを選ぶようにしましょう。特に上着はお腹を冷やさないよう長めの丈であることが大切です。
この時注意して欲しいのはフード付きの物。被ることで首回りの保温ができるため、お風呂上りなどに羽織るのはお勧めですが、寝返りの妨げになりやすいので布団に入るときには脱ぐようにしましょう。
■ 冷え症の人は薄手のパジャマに小物アイテムをプラス
女性に多い下半身の冷え。足先が冷えている時は靴下を履いて温めましょう。五本指ソックスはつま先を締め付けず温めることができるのでお勧めです。お風呂から出たら歩き出す前にすぐに履くようにしましょう。また、お腹やお尻のほっぺ、太ももの冷え。思い当たる人は尾骨の辺りを温めるように心がけましょう。そこを温めることで下半身全身が温まります。お腹から太ももまですっぽり入るインナーや、腹巻などを取り入れることで、ほかほかとした気持ちの良さ、目覚めの違いを感じることができます。機能性が高く、おしゃれなデザインの物のたくさん出ているので、まだ持っていないという人はぜひ1つ買ってみてください。
寝る時に体が適度に温まっていると、眠りの質を上げるだけでなく、リラックスできて気持ちが良いものです。心地の良いパジャマやインナーを見つけて冬の眠りを楽しんでくださいね。
みなさんこんにちは! ホリスティックビューティインストラクターの高井里奈です。今日からできる簡単な入浴・睡眠の温活セルフケアをお伝えしていきます。入浴は自分と対話をする時間、健やかな睡眠は幸せを育てる時間です。入浴・睡眠を大切にすることで、人として、女性としてより活き活きと輝くことができるはず。明るい明日をむかえるために、みなさんの生活にぜひ取り入れてみてください。よろしくお願いいたします。
● プロフィール
日本ホリスティックビューティ協会認定校、インストラクター(スキンケア、睡眠・入浴) 名古屋セントラルスクール主宰。人の美しさは心身の健康に根ざしているというホリスティックビューティの考えを基に、本質的な美の普及に努め、様々な講座の企画・運営、また自ら講師も務める。