叩打法(こうだほう)は、指・掌・拳でリズミカルに叩いて血行を良くするマッサージです。1番馴染みが深いものには肩たたきが挙げられます。
叩打法の主な効果には、毛細血管の拡張や収縮・血行を良くする・筋の緊張をほぐす・興奮状態を沈めることなどが挙げられ、どれも魅力的なものばかりでおすすめです。
叩打法は、頭、肩、背中、腕、腰、足など、体のさまざまな部位のマッサージに適しています。ただし、マッサージをする部位ごとに、叩き方にコツがあるのです。
今回は叩打法の種類を4つ紹介します。簡単に行えるものが多いのでぜひ試してみてください。
手拳叩打法は、軽く握った拳の小指側で叩く手技です。手拳叩打法は、もっとも一般的な叩打法で、主に肩、腕などのマッサージに用いられます。
ポイントは拳を固く握らないことです。拳が体から離れているときは指の間にすき間を作り、拳が体に当たったときに指同士がくっつくように軽く握りましょう。
2つ目のポイントは、手首の力を抜いた状態で肘を起点に叩打することです。拳がグラグラと揺れるぐらい手首をリラックスさせましょう。
切打法は、指を伸ばした状態で小指側で切るように叩く手技です。切打法は、主に首、肩、背中、腰、足、腕のマッサージに用いられます。
切打法のポイントは指の力を抜くことです。手拳叩打法と同様に、手が体から離れているときは指の間にすき間を作り、手が体に当たったときに指同士がくっつくように手首から先をリラックスさせましょう。そうすると、体を叩いたときに指同士がぶつかって音がでます。
拍打法は、患部との間に空気を挟み込むようにくぼませた掌で叩く手技です。拍打法は、主に背中、胸、腹部のマッサージに用いられます。
拍打法のポイントは、手の縁(掌の外側・親指・人差し指・小指)だけが体に当たるように掌の中心を窪ませることです。そうすると、体を叩いたときにこもった音が出ます。
指頭叩打法は、指を自然に伸ばした状態のまま指先で叩く手技です。指頭叩打法は主に頭部のマッサージに用いられます。
指頭叩打法のポイントは、手首の力を抜いた状態で肘を起点に叩打することです。マッサージをする部位の大きさに応じて、使う指の数を調整すると良いでしょう。
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今回紹介したように、叩打法には手拳叩打法・切打法・拍打法・指頭叩打法など、さまざまな方法があるので、マッサージをする部位によって使い分けてみてください。
全ての方法に共通するのは、手の先端(手首、指)をリラックスさせることと、強打せずに時間をかけてマッサージすることです。
どの方法も簡単にできるので、ぜひ家族や恋人同士で気軽にマッサージし合いましょう!