2018年3月27日、東京・渋谷にある東京カルチャーカルチャーにて、「肉とビールでダイエット!?ナイト Vol.5 ~肉とビールと『やせるRun&Bike』」が開催されました。
2017年3月から始まった同イベント。記念すべき1周年にゲスト登壇いただいたのは、Rhythmアンバサダーでもある青山剛さんです。食べたい!飲みたい!でも痩せたい!というあなたのために、ダイエットに役立つ情報をお送りしていきます。
毎回、食べ順を意識したヘルシーなメニューを提供してきましたが、今回はさらに”春らしさ”を意識した献立にチューンアップ。
ルッコラやわさび菜を散りばめた「春のサラダ」や、菜の花をつかった「あげだし豆腐 春のあんかけ」、食べ過ぎ厳禁の「たけのこご飯」など、季節感のあるメニューが並びました。
これまでのメニューのラインナップや、食べ順の方法などが気になる方は、過去のイベントレポートを参照してみてくださいね!
Vol.1のイベント(前半・後半 )
Vol.2のイベント レポート記事
Vol.3のイベント レポート記事
Vol.4のイベント レポート記事
小林一行さん 記事一覧
長谷川香枝さん 記事一覧
”運動”がダイエットに効果的なのはわかっている。でも、「毎日走るのは続かない」「走っても効果が出ない」という声も多いのではないでしょうか?
そこで、Vol.5のゲストにお呼びしたのは、ランニングやクロストレーニングの専門家として活動している青山剛さんです。コーチングのプロとして、走って痩せるダイエットのポイントをご紹介いただきました。
Rhythmでも多数の記事や動画で、役立つ情報を提供してくださっていますので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね!(青山剛さん 記事一覧)
「目的と目標を履き違えないで」と、青山さん。ダイエットのために走り始めたのに、いつの間にか「タイムを上げる」ことが目標になっている人も多いのだそうです。
すると、タイムが伸び悩んだときに落ち込んで、走るのがイヤになってしまう原因にも…。もともとは、「痩せられればいいな」と始めたのに、こんなふうに目的と目標がごちゃごちゃになってしまう人は多いようです。
青山さん曰く、一般人が目指すなら「健康のために走る」という目的設定がオススメとのこと。タイムを気にしないので、落ち込むこともありません。
痩せるために走るなら、目指したいのはベストセラーではなくロングセラーだと語る青山さん。どういう意味なのかというと、例えば、世界大会などで金メダルを取るような記録的な走りはベストセラー、一方で、長く、ケガをしない走りはロングセラーです。
ベストセラーは一時的には可能でも、長期的に可能な走りではありません。ダイエットのためには長く続けることが大切なので、目指すのであればベストセラーではなくロングセラーで。身体に負担の少ない走りをすることが大切です。
中には、「走りはじめて足が太くなった」「腰が痛い」など、ランニングを始めたことでトラブルを感じている人も多いと思います。なぜ、こんな結果になってしまうのか…。それは、「体幹」を使っていない証拠なのだそうです!
体幹をきちんと使えていれば、身体に余計な力が入ることもなく、筋肉や関節に過度な負担がかかることもありません。
でも、どうすれば体幹をうまく使えるようになるのか…。そこで必要となるのが、身体の下ごしらえです。
青山さんが提唱する下ごしらえ「3つのS」は、青山さんのコラムや動画、著書ではも幾度となく語られているトピックです。
ストレッチ、ストレングス、スイッチの頭文字からなる3つのSは、走る前の身体を作る準備運動のようなもの。いきなり走っても意味はなく、「”食べ順”ならぬ、”トレーニング順”がある」と、青山さんは強く訴えていらっしゃいました。
きちんと下ごしらえをしてから走れば、お尻がきゅっと上がる、足首が細くなるなど、嬉しいボディラインの変化も感じられるようになるのだとか…。これらのメソッドが気になる方は、ぜひ、青山さんの記事を参考にしてみてくださいね!
また、こちらの動画は会場でも紹介されたものです。肩甲骨のほぐし方や、ランニングの基本姿勢、有効なストレッチが紹介されています。
もし、あなたが「走る時間がない」というのなら、早歩きでも大丈夫です。実は、運動に慣れていない人がダイエットするなら、
の順で効果的なのだそう。走るのは無理でも、早歩きなら通勤時間等を利用してできそうですよね。
朝起きたら、まず、3つのSで下ごしらえをして、通勤時は駅まで早歩きをする。そんな方法でスタイルアップを目指すのもいいかもしれません。
今回は、会場にイタリアの自転車メーカーBianchi(ビアンキ)のバイクが。今回、シュミレータに接続された特別なバイクを使って、青山さんが実際にバイクに乗りながら、ちょっとしたコツを教えてくださいました。
こうすることで、身体の負担が少なくなり、ケガのリスクも減って、ダイエットにも効果的な走りができます。会場にはサイクリングを楽しんでいる人もいるようで、青山さんのお話に頷く面々も。確かに、なかなか知ることのできない情報を得ることができました。
さて、イベントも終盤戦。ここで恒例の、「むねさだブログ ダイエットチャレンジ with noom®」に入ります。
初めての方のために、これまでの経緯を簡単にご紹介しますね!
「むねさだブログ」を運営するむねさださんは、昨年6月より、同イベント内でダイエット企画にチャレンジしています。これまで、ニューヨーク発のダイエットアプリnoom®の身体改善プログラム(月額5,000円)を利用して、半年で10.3kgの減量に成功しました。
ただし、昨年までは専任コーチを務めていた管理栄養士の太田桃子さん(写真中央)にアドバイスをもらっていたので、この3ヶ月間は太田さんのサポートは受けずに、「きちんと一人だけで体重管理できるのか?」という課題にチャレンジすることになったのです。
この3ヶ月間は、太りやすい年末年始もあったタイミング。体重維持の独り立ちができたかどうかが、注目のポイントになります。
今回も、ステージ上で体重を計測します。測定には、今回も「オムロン 体重体組成計 HBF-255T カラダスキャン」を使用。その結果は……
現在の体重、63.85kg!
前回の測定では63.8kgだったので、みごと、体重はキープされていました!
むねさださんによると、やはり年末年始は体重が増えてしまったそう……。しかし、太田さんと一緒にダイエットしてきた半年間の経験が活かされ、一人でもきちんと体重管理ができるようになっていたようです。「身体の調子がいいのがうれしい」と語るむねさださん。一生もののダイエットの知識を身に着けたようですね。
なんと今回のイベントでは、美味しくて安全なスポーツ系ジュース「SWITCH(スイッチ)」のお土産も。実はこのドリンク、青山さんが開発アドバイザーをしている新商品なんです。
このドリンクは、活動前に飲む「SWITCH ON」と活動後に飲む「SWITCH OFF」の2タイプが用意されていて、「今日は頑張りたい!」と思うときにはスイッチオンのタイプを、「今日は頑張ったな」と思うときには、スイッチオフのタイプを飲んで、身体をケアできます。
テイストは各タイプ2種類で、トロピカルフルーツミックス、オーガニックオレンジ、ざくろ+ハーブ、ライム+エルダーフラワーの全4種類。身体にやさしい原料を使用しているので、安心してお飲みいただけます。ひとくち飲むとわかりますが…本当に美味しい!
肉とビールでダイエット!?ナイトVol.5も、盛りだくさんの内容で終了しました。「運動で痩せるなんて…」と、思ってきた人も、青山さんの3つのSを実践すれば、効率的にスタイルアップが目指せるかもしれません。大好きなお肉も、ビールも諦めずに、楽しいダイエット習慣を身につけてみてはいかがでしょうか?
写真:たつろう
文:杉浦優子
「現代女流浮世絵師、京都マラソンを走る 青山剛×ツバキアンナ対談 Vol.2」 〜アラフィフになっても、フォーエバー・サブ4で(前編)〜