デンタルケアとして、液体オーラルケア製品を使っている方もいらっしゃることでしょう。それらには大きく分けて2種類あるのですが、それぞれに合った正しい使い方をしていないと、充分な効果が得られていないかもしれないのをご存知でしょうか。
今回は、そんなデンタルリンスやマウスウォッシュの正しい使用法についてご紹介しましょう。
2種類あると上述したうち、一つが液体ハミガキのデンタルリンスで、もう一つが洗口液のマウスウォッシュです。
デンタルリンス:
液体タイプのハミガキです。口の中をすすいだ後に、歯ブラシを使ってブラッシングすることによって口内を爽やかにしたり虫歯、歯周病を予防するなどの効果が期待できます。
マウスウォッシュ:
口の中をすすいで、口臭や歯肉炎を予防するといった特徴があります。
一般的なデンタルリンスはブラッシングすることで効果が発揮されるように作られているため、口の中をすすぐだけではダメ。必ず歯ブラシを使ってブラッシングを行いましょう。
最初にデンタルリンスで口の中をすすぎ、その後に歯ブラシでブラッシングします。ブラッシング後は水で口をすすぐ必要はありません。もし水ですすぐのであれば有効成分が流れすぎないように、軽めにしておきましょう。
またデンタルリンスには通常使用期限が記載されていません。薬事法に基づいて、未開封で通常の環境下で保存した場合、製造から3年間すぎても有効性や安全性に問題がないようにつくられていますが、開封後は早めに使うようにしておくと安心でしょう。
マウスウォッシュは歯ブラシによるブラッシング後に使う、仕上げ剤のようなもの。細菌の繁殖や口臭予防、口内の乾燥予防などに使われます。
歯磨きをした後にマウスウォッシュを口にふくみ、口内をすすいだら、それで終了。水ですすぐ必要はありません。睡眠中は唾液の分泌量が減り、口内の細菌数が増えやすいため、夜寝る前にマウスウォッシュを使用すると有効といわれています。
どちらも液体状なので歯と歯の間や、歯と歯ぐきの隙間にも届きやすいのが特徴ですが、歯ブラシと上手に組み合わせることが大切です。もしも誤った使い方をしていたのなら、今日からやり方を見直してみましょう。
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文:佐藤まきこ
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