季節の変わり目で体調管理の難しい日が続いていますが、毎日よく眠れていますか?
快適な寝室作りをしていても、眠りにつこうとするとなんとなく落ち着かず、目覚めもよくない、という人は“身体のゆがみ”が原因かもしれません。今回は、身体のゆがみを改善して快眠できる「メトロノーム運動」をご紹介します。
身体がゆがんでいると、布団の上であお向けになったときに落ち着かず、横向きやうつぶせ寝になりがちです。そうすると、呼吸が浅くなり、眠りの質も低下。朝起きたときの肩・首こりの原因にもなり、目覚めがよくありません。
身体のゆがみは、浅い呼吸や肩こりの原因になってしまうのです。
そもそも、身体のゆがみが引き起こす身体のトラブルをご存知ですか?
実は、頭痛・耳鳴り・目の疲れ・腕のしびれ・身体のたるみなどは、肩甲骨や骨盤などがゆがんでいることが原因の場合もあるのだそうです。
例えば、猫背の人と姿勢のよい人では、膝や足首などに及ぼす負担の圧力が、9kgも違うという実験結果もあるようです。たかが身体のゆがみ、と軽視せず、今から改善していきましょう。
「自分も身体がゆがんでいるかも…」と、心当たりのある人にぜひ実践してほしいのが「メトロノーム運動」。会社の休憩時間や、家でテレビをみながらでもできる簡単ストレッチです。
用意するのは、上の写真のような肘掛けがないタイプのイスがオススメです。
1. イスに浅く腰掛け、両腕を上げて肩の高さで組みます。
2. 息を吸いながら身体を右に倒します。
3. 息を吐きながら元に戻します。
4. 同じ要領で身体を左に倒し、息を吐きながら元に戻します。
5. 2〜4を10回繰り返します。
「メトロノーム運動」は、テンポを早くしすぎて動きが雑にならないように注意してください。メトロノームのようにリズミカルに、楽しんでやってみてくださいね。この運動で、あなたもきっと深い呼吸の快眠生活が送れることでしょう。
文:リズム編集部