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メタボとは、メタボリックシンドロームの略称です。メタボになると、体内に内臓脂肪が多くなることで、糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなります。また心臓や脳などに深刻な病気を発症する原因にもなってしまうでしょう。
今回は、女性がメタボになる特有の原因とその対処法について紹介します。日常の生活を少し変えるだけで脂肪を減らせる方法がありますので、ぜひ参考にしてください。
女性ならではのメタボになってしまう原因について知っておきましょう。
女性は男性よりも便秘になりやすいと言われています。便秘によって無駄な脂肪が排出されず体内に増えてしまった結果、メタボになりやすいのです。
メタボの原因となる脂肪は、糖質が主な原因と考えられています。お菓子やケーキ、パンなどには炭水化物や砂糖などの糖質が多く含まれています。そのため、甘いものの食べ過ぎは脂肪を増やし、メタボを招いてしまうのです。
閉経前の女性は、皮下脂肪がつきやすい傾向にあります。しかし、更年期にあたる閉経後は、女性ホルモンであるエストロゲンが減少することによって、中性脂肪がつきやすくなり、メタボになりやすいというわけです。
メタボの対処法を食生活や運動について3つ紹介します。
ファーストフードをよく食べている方は、飲み物をコーラなどの清涼飲料水からウーロン茶や水に、サイドメニューもフライドポテトから野菜に変更してみることで、脂質や糖分を抑える努力をしましょう。
更年期で女性ホルモンが減少している方は、大豆食品を積極的に摂ることをおすすめします。大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た作用があるため脂肪の増加を抑えてくれるのです。また、更年期障害を抑える効果も期待できます。
ウォーキングや軽いジョギングなど有酸素運動を生活に取り入れましょう。有酸素運動は代謝を上げ、カロリーを効率よく燃焼させることができるためおすすめです。夜よりも朝に行なうことでより効果が上がるので、通勤時間を利用して1駅分歩くなどの工夫をしましょう。
筋肉を鍛えることで消費カロリーが増えるので、メタボ対策に効果的です。姿勢が悪いと脂肪がつきやすくなりますので、お腹をへこませて姿勢を正しくする意識を持つことから始めてみましょう。これだけでも、筋肉に刺激を与えることができます。
もっと負荷をかけたい方は、スクワットや腹筋運動などの筋トレを日常生活に取り入れてみましょう。無理をせず、慣れてきたら徐々にペースを上げていくことが筋トレのポイントです。
メタボになる女性特有の原因と対策法について紹介しました。女性のメタボには、女性ホルモンが関係しています。適度な運動や大豆食品を積極的に摂って、健康に過ごせるように心がけましょう。