運動や入浴の前後、就寝前にマッサージやストレッチをしている人は多いのではないでしょうか。
このマッサージとストレッチ、なんとなく似ているような気がしますが、そこには明確な違いがあるのです。それぞれの特徴と相違点を知って、行うべきタイミングやふさわしいシーンでの選び方を考えてみましょう!
マッサージとストレッチは、どちらも筋肉をほぐしたり、刺激したり、伸ばしたりすることで、血流をよくしたり、リンパを流して老廃物を排出したりすることができます。
マッサージは主に手で行います。ストレッチは自分で身体を伸ばしたり、体重をかけたりして行います。そのほかにも、次の点で違いがあるといわれています。
まずは目的です。マッサージの目的は、コリや痛みを改善することです。例えば、肩コリを改善するために、肩やその周辺の筋肉をほぐし、痛みを取り除きます。
ストレッチは、筋肉を伸ばすことで、固くなった筋肉を本来の自分の身体の状態に戻すことが目的です。手当てをするというよりも、コリや痛みが出ないような身体づくりのために、身体のメンテナンスを行うというイメージです。
マッサージは自分で行うこともできますが、人にやってもらうと、このうえなく心地よいですよね。リラックスでき、疲れが取れ、安心感に包まれます。
一方、ストレッチは、身体を伸ばすこと自体がイタ気持ちよく、同時に身体がやわらかくなるのを感じます。可動域が広がり、身体が軽く感じられたり、爽快感を得られます。
目的と得られる感覚の違いから、使い分け方も見えてきます。
マッサージは、「疲れ気味のとき」「癒されたいとき」に行うのがよいでしょう。ストレッチは、「身体の動きをスムーズにしたい」「固くなった身体をほぐして運動効果を上げたい」といったシーンに行うのがよさそうです。
もちろん、どちらもいつ行ってもいいのですが、その目的や得られる感覚に応じて使い分けてみると、身体のケアを効果的に行えそうです。
文:リズム編集部
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