就寝時に保湿マスクをすると、どんなメリットがあるのでしょうか。最近では「おやすみマスク」と称して、さまざまな商品が出ていることからも、就寝時のマスクは注目されつつあります。
そこで今回は、保湿マスクのメリットと販売されている「おやすみマスク」の紹介と、お手製の保湿マスクの作り方を説明していきましょう。
人は寝るときには、鼻呼吸か口呼吸をしています。理想的には鼻呼吸の方が良いです。しかし、自分では鼻か口のどちらで呼吸しているのかわかりません。
朝起きたら、喉が痛い、喉がイガイガするなどの不快感を感じたことはありませんか?そのようなことを防ぐために就寝中に保湿マスクをするのがおすすめです。
就寝時は鼻呼吸をすることが理想とされていますが、無意識のうちに口呼吸をしている場合もあるかもしれません。口呼吸をしていると、口の中がカラカラに乾いてしまい、喉の粘膜を痛めてしまうことがあります。
そして、寝る前に歯磨きをしても、口の中の細菌を全くなしの状態にはできません。口の中が乾いていると喉を痛めるほか、細菌が増えてしまい虫歯や口臭の原因になることもあります。
こられを防ぐためにも保湿マスクは、欠かせない就寝時のアイテムの一つとして取り入れてみましょう。
口呼吸で寝ていると乾いた空気で呼吸することになり、喉の粘膜を痛めてしまがち。喉の粘膜に炎症が起こると風邪などの菌が付着しやすくなり、風邪をひきやすくなるので、予防のためにもマスクすることをおすすめします。
マスクは顔の3分の2を覆う形になるので、吐いた息が水蒸気となり保湿効果が保たれます。寝ているうちに乾燥しがちな肌も、保湿マスクすることで、より肌の保湿効果が期待できます。
寒い外気を吸い込むと、鼻腔で活動を活発になる「ライノウイルス」というウイルス性の菌があります。マスクをすることで鼻の乾燥を防ぐとともに、ウイルスを防ぐこともできて、一石二鳥。鼻の通りもスムーズになります。
低体温が長時間続くと免疫力が低下し、様々な菌への抵抗力も弱くなります。マスクをすることで一定の体温を保つことができるでしょう。
ウイルスや細菌は鼻から進入することが多く、花粉の時期でなくてもハウスダストなどの埃から身を守ることができます。花粉やハウスダストなどのアレルギーを持っている方にとって、マスクは心強い味方です。
おやすみ用のマスクといっても、最近では色々なタイプが売り出されているようです。その一部をご紹介しましょう。
この商品はM、Lサイズの2種類があり、おやすみマスクの中でも高額ながら、売れ行き絶好調の商品。BSファインという天然鉱石ブラックシリカを、ポリエステルに練り込んだ最先端技術の新繊維で作られたマスクで、岩盤浴のように遠赤外線で血行促進の効果があります。
一枚一枚手作りされたこのマスクは、大判サイズで喉の乾燥から顎まですっぽりと包み込むようにできており、肌の乾燥も防いでくれます。やわらかい綿100%のガーゼで二重になっており、吸水性も通気性も良く、肌ざわりの良いマスクです。
国産素材を使用したドット柄のデザインが特徴のマスクです。コットン100%のガーゼで空気触媒加工を施しており、抗菌や防臭に効果的といわれています。花粉対策にもおすすめ。
旅行にも持っていけるポーチ付きで、就寝時の乾燥、潤いを保持するシルクでできているので、保湿性に優れています。
17×12.5cmのフリーサイズで、吸湿、放湿性が高く、呼吸しやすい構造。特に鼻腔内と睡眠中の肌をしっかり保湿します。
市販のものを買わなくても、自作の保湿マスクで十分対応することができます。鼻呼吸を誘導する、保湿マスクの作り方をご紹介しましょう。
水、綿100%のガーゼマスク
1.ガーゼマスクの上方1/3を外側に折ります。鼻にかからないように調整してください。
2.紐や他の部分を濡らさないように、折った部分を水に浸してビチョビチョにならない程度に絞ります。
3.鼻にかからないようにマスクをします。
4.寝る直前に装着します。
就寝時に保湿マスクをするだけで、乾燥予防・風邪予防・肌保温・鼻腔粘膜の保護など様々なメリットがあります。
喉の調子が悪い、風邪が引きやすいといった症状をお持ちの方は、ぜひ自分に合った保湿マスクを探してみてはいかがでしょうか。