生活習慣病にならないために食事で予防・改善しましょう!症状に合わせた食事の改善方法があります。
日々の食事で気軽に取り入れられる方法をご紹介します!
基本は「バランスよく食べる」、「腹八分目」、「薄味の和食」です。
こうすることにより、栄養の偏りをなくし、適正なエネルギー量の食事で、塩分、脂肪やコレステロールを減らすことができます。
血糖値が上がりやすい白米や菓子パン、パスタの代わりに、雑穀米や雑穀パンにしてみましょう。豊富に含まれている食物繊維は血糖値の上昇を穏やかにする働きがあり、コレステロールを下げる効果も期待できます。
脂身の多いお肉の代わりに、サバなどの青魚がおすすめです。青魚に含まれる脂質はコレステロール値を改善する効果があります。
味噌汁やラーメンの汁には塩分が多く含まれていますので、汁物は具だくさんにするなどして、汁を飲み干さないようにしましょう。
野菜を多く摂取することにより、カリウムの効果で余分なナトリウムを排出して、血圧をコントロールしてくれます。
肉の脂、バター、ショートニングなどに多く含まれる不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを増加させます。
こってりした味付けの料理、揚げ物、お菓子などに多く含まれているので控えましょう。脂身の少ない肉、魚、豆腐などの大豆製品を中心とした食事を心がけましょう。
カリウムの効果で血液をサラサラにすることが期待できる、さつまいも、ホウレンソウ、トマトなどの野菜や、バナナ、メロン、オレンジなどの果物を食べるようにしましょう。
また、適度なカルシウムの摂取は血圧のコントロールを助けてくれるので、乳製品や小魚、小松菜、ひじきなどがおすすめです。
日本人の主食は白米がほとんどですが、炭水化物の中で最も血糖値を上げてしまいます。
白米に大麦を混ぜ合わせた「麦ごはん」は血糖値を下げ、豊富な食物繊維の効果でコレステロールの吸収を防ぎ、満腹感が持続する効果もあります。
ハマグリは貝類の中でも脂質が少なく低カロリーで、タウリンが豊富に含まれています。
タウリンは血圧を正常にしてくれ、血中脂質を改善して、肝機能を促進、解毒の効果があることから、生活習慣病予防にはもってこいの食材です。
薄味のお吸い物などにして、積極的に摂取しましょう。
文:編集部ライター