こんにちは。リズム編集部です。昨日行われた京都マラソン2016には、編集部からもランナーがエントリーしたので、応援に駆けつけました。今回は、その京都マラソンの魅力をお伝えしたいと思います。
約15,000人が参加した京都マラソン。なんといってもその魅力は古都・京都を巡るコースにあります。有名な神社仏閣など、風光明媚な街の中を走るのは、他では味わえない醍醐味です。
東日本大震災の復興支援の意味を込めて企画された京都マラソンは、開会式でも会場にいる全員で黙祷を捧げることから始まります。
スタート地点は、京都の人にとっては愛着があり、数多くのドラマを生み出してきた西京極総合運動公園。
まずは車いすランナーの方たちがスタートをきり、そのあとに一般ランナーが続く形で走り始めます。
10キロ地点を越えたところでは、世界遺産としても有名な仁和寺の目の前を通ります。
なんと沿道には、仁和寺のお坊さんたちも応援に駆けつけてくれています!!
写真:仁和寺
世界遺産で有名なお寺のお坊さんが応援してくれるなんて、まさに京都ならではですね。
みなさん、実は京都が駅伝発祥の地だということをご存じでしたか?京都マラソンでは、宗教駅伝というユニークな企画もあり、異なる宗教者(仏教・神道・キリスト教・イスラム教等)で4人1組のチームを作って走る駅伝形式もあるのです。
障がい者の方も、異なる宗教の方も、分け隔てなくみんなでゴールを目指すというコンセプトが素晴らしいですね。
さて、そんな京都マラソンは、30キロ地点ではあの鴨川沿いを走るコースになっていきます。
そろそろ身体的にも厳しくなってくる頃ですが、沿道の多くの声援によって、ランナーはゴールを目指して走ります。
そして、ゴール地点の平安神宮にいよいよ辿り着いたランナーのみなさんは、最後の力を振り絞って走っていました。力の限りに走る姿を見て、応援しているこちらも感動しました。
途中でリタイアせざるを得なかったり、思うようなタイムが出なかった人もいたことでしょう。もちろん日頃の成果を発揮して、去年より良いタイムを出せた人も多かったはずです。
ただみなさんに共通して言えることは、今までの自分を超えようと努力してきたことだと思います。自分は、もっとやれる!来年はもっとやれる!
そうです。「人間は、もっとやれる。」んです!!
今の自分を超えて、また来年の京都マラソンでお会いしましょう!!
みなさん、お疲れ様でした!!
文・写真提供:リズム編集部
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