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あえてつくりたい冬のおすすめ料理3【小竹貴子さんインタビューVol.5】

あえてつくりたい冬のおすすめ料理3【小竹貴子さんインタビューVol.5】

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あえてつくりたい冬のおすすめ料理3【小竹貴子さんインタビューVol.5】

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| レシピ | 健康 |

日本最大の料理レシピサービス「クックパッド」の初期からのメンバーであり、現在は同社本部長のほか多方面で活躍中の小竹さんに、料理のもつチカラや魅力を聞くこの連載。

今回は、時間をかけてもつくってほしい、冬のメニューを教えてもらいました。お天気もすぐれない寒い冬の休日は、暖房の効いたキッチンで、時間と愛情をかけてコトコト煮込み料理を。ゆったりとした時の流れを感じられ、ちょっぴり贅沢な気分になれそうです。

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小竹貴子(こたけ たかこ)
関西学院大学卒業。2004年有限会社コイン(後のクックパッド株式会社)入社。2006年編集部門長就任、2008年執行役就任。2009年、日経ウーマンオブザイヤー2010受賞。2012年、クックパッド株式会社を退社、独立。2016年4月、クックパッド株式会社ブランディング・広報担当本部長就任。またフードエディターとして個人でも活動を行っている。

【メニュー1】ぜんざい

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【材料】(作りやすい分量)
小豆 250g
砂糖 250g
塩  ひとつまみ
お餅 お好みで

【つくり方】
1. たっぷりの水の中に洗った小豆を入れて強火にかける。全体が沸騰したら冷たい水を1カップほど加えて10分ほど煮て、ザルに取る。これをもう一度繰り返す。
2. 厚手の鍋に1の小豆とたっぷりの水を入れて中火にかけ、30分から60分ほど静かに茹でて簡単に潰れる柔らかさになったら火を止める。
3. 汁気をきったら、鍋に砂糖と好みの量の水を加えて火にかける。沸騰したら弱火にして小豆を潰さないように弱火で10分ほど煮る。塩を加えて火を止める。
4. お餅を焼いて、3の小豆をかけていただく。

【ぜんざいにまつわるエピソード】
子ども向けの料理教室を一緒にしている大黒谷寿恵さんに教えてもらったお料理を少し自己流にアレンジしたもの。小豆を茹でて、砂糖を入れる。仕上げに塩ひとつまみ。レシピはとってもシンプルなのですが、だからこそごまかせないお料理。茹で過ぎると豆は崩れてしまうし、逆に茹で時間が短いと固く仕上がってしまう。なんとなくずっと鍋のそばにいないといけないお料理です。

前に虎屋茶寮さんでいただいたぜんざいがとてもおいしくて、実はそこを目指して作っているのですが、なかなかあのレベルには到達できません。去年は、何度も何度も作っていました。ただ娘たちは、豆がつぶれていようとも、硬くなっていても「ママのあんこおいしいよ」と言ってくれるのでうれしいですね。

最近は、仕事がとても忙しいのですが、逆にそんな時にこそ作りたくなるんですよね。静かなキッチンで、あまい香りに包まれる感じ、いろいろな気持ちの整理になります。たっぷり作っても、アイスクリームに添えたり、トーストにのせたり、パウンドケーキに混ぜたりなどいろいろな使い方ができるんですよ。

【メニュー2】おでん

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【材料】(作りやすい材料)
好みの具材(下茹でした大根、ちくわ、さつまあげ、卵、昆布、タコ、はんぺん、こんにゃくなど)
あわせだし(カツオと昆布) 1.5リットル
薄口醤油 大さじ5
みりん 大さじ6

【つくり方】
1. だし汁に、薄口しょうゆ、みりんを入れて火にかける。
2. 練りもの以外の具材を入れて弱火で1時間ほど煮る。そのまま火を止めて半日ほど休める。
3. 食べる時に練りものを入れて芯までじっくり温めなおす。

【つくり方のポイント】
だしの味加減は好みがあるので、まずは作ってみてから好みの味に調整してください。煮汁が濁らないように弱火で煮ることも大切。煮物は、火を消して温度が下がる時に味が素材に染み込みます。前日に作っておくとよいというのはその理由です。

【おでんにまつわるエピソード】
寒いこの季節の週末に作りたくなる料理。家族がおでんというととても喜ぶのでよく作っています。大根は丁寧に下ごしらえして、ちょっとよい練りものを用意するとやっぱりおいしい。子どもが好きなこんにゃくや大根、ちくわがやたら多いのが我が家のおでんの特徴です。

おでんを作る時は、だしに一番こだわって作っています。カツオ節も多めに入れるのですが、娘がいつもカツオ節をひいてくれるので助かっています。おでんと聞くと率先してお手伝いしてくれます。

調理技術はほとんど要りません。とにかくゆっくり時間をかけて丁寧に作るとおいしくできる料理の一つですね。 難しくないし、でもそんなシンプルなお料理の方が実はおいしいよね。そんなことを話しながら一緒に作っています。素材を選べばヘルシーでかつ簡単なので、寒いこの時期はぜひ作ってもらいたいお料理の一つですね。

【メニュー3】豚肉と白菜のミルフィーユ鍋

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【材料】(3-4人分)
白菜 1/2個
豚バラ薄切り肉 400g
牡蠣(加熱用)1パック
昆布(5センチ角正方形)1枚
にんにく 3かけ
酒 大さじ2
お好みのポン酢 適量

【つくり方】
1. 白菜、豚バラ肉は食べやすい大きさに切る。にんにくは、芯を取り薄切りにする。
2. 鍋に昆布を敷き、その上に白菜とバラ肉を交互に立てて並べ、鍋に隙間なく敷き詰める。
3. 合間に、にんにくを差し込み、酒を振りかけ、弱火でじっくり加熱する。豚肉に火が通ったら水気を切った牡蠣を入れて火が通るまで蒸し焼きにする。
4. ポン酢をかけていただく。

【つくり方のポイント】
白菜と豚肉は隙間なくぎゅうぎゅうに詰め込んでも火が入ると小さくなります。素材のだしをシンプルに味わうために、できるだけ素材にはこだわるといいでしょう。寒さが厳しい季節は白菜がより甘くなるので、我が家では何度も作るお料理です。

【ミルフィーユ鍋にまつわるエピソード】
週末、時間がなくてもパパパッとできる鍋。見た目もとても美しいので日常使いのレシピでもあり、おもてなしにも使えるレシピです。最後に牡蠣をのせるのが我が家流。我が家の子どもたちがこのお料理がとても大好きで、ぐるぐる鍋と言って、よくリクエストされます。華やかでシンプルで飽きこない冬の定番料理です。

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